やり方の種類と成功させる為のポイント
酵素ドリンクを使ったダイエット法にはいくつかやり方があります。
これまでと同じように普通に3食食べて、酵素ドリンクを飲むだけで痩せるというものではありませんので、カロリーコントロールが必要になります。
だたし、カロリーコントロールと言っても、やみくもにカロリーを抑えるという意味ではありません。
タンパク質、脂質、炭水化物という3つの栄養素をバランスよく摂れるように心掛けることが大切です。
太っている方は、脂質、または炭水化物を多く摂っている可能性が高いので、そこを調整してタンパク質や野菜を意識して摂っていきましょう。
カロリーコントロールの方法として、はじめての方でも継続して取り組みやすいのが、1日1食を酵素ドリンク置き換える方法です。
下記に各方法についてまとめてみましたので、参考にして頂ければと思います。
1食置き換え
1日1食を酵素ドリンクに置き換える方法で、一番継続して行いやすい方法です。
基本的には、朝、昼、夜の3食のどこで置き換えても問題ありません。
朝たくさん食べるという方であれば、酵素栄養学の観点からすると、24時間を【排泄・消化・吸収】の3つに区分けしていて、午前4時〜正午までが排泄の時間帯とされています。
朝は内臓器官が活発に動いていないことから、消化に時間のかかるような物を食べると内臓に負担がかかるので、朝食を置き換えるのもよいでしょう。
ちなみに浜田ブリトニーさんも、1日1回朝食だけの置き換えをきっかけにダイエットに成功しています。
ただ、もともと朝食をほとんど食べない方が、酵素ドリンクに置き換えても、カロリーコントロールという面で考えると、あまり意味がないかもしれません。
個人差はあると思いますが、時間帯としてもっともカロリー消費が少なく、カロリーを多く摂りがちな夕食を置き換えるのが効果的です。
夕食を置き換える際のポイントとしましては、遅くまで起きているとお腹がすくので、できるだけ早めに寝るように心掛けるのが成功の秘訣になります。
下記の体験レポートでは、夕食を置き換えているわけではありませんが、よろしければ参考にしてみてください。
次にご紹介するのが、半日〜3日間断食(ファスティング)を行うプチ断食という方法です。
いきなり無理をすると体調を崩したりする可能性があることから、初めての方には正直あまりおすすめはできません。
半日断食(ファスティング)ダイエット
18時間は食事(固形物)を摂らずに、酵素ドリンクや水などで過ごす方法です。プチ断食の中では一番取り組みやすい方法となっています。
例えば、19時に夕食を終えた場合、昼の13時までは食事(固形物)は摂らず、酵素ドリンクや水などで過ごすということです。
1日断食(ファスティング)ダイエット
1日3食すべてを酵素ドリンクに置き換える方法です。仕事をされている方は、休日前から始める週末断食がおすすめです。
1週間や1ヶ月に1回など定期的に行うことで内臓の休養期間となり、各消化器官などが本来の力を取り戻してくれます。
2日断食(ファスティング)ダイエット
1日3食すべてを2日続けて酵素ドリンクに置き換える方法です。短期ダイエットとしての効果も期待できます。
1日断食ダイエットと同様に定期的に行うことで内臓が休まり、デトックス効果により体内の毒素や排泄物が体外に排出され、各消化器官が本来の力を取り戻してくれます。
3日断食(ファスティング)ダイエット
1日3食すべてを3日続けて酵素ドリンクに置き換える方法です。プチ断食の中で一番短期ダイエットとして効果が期待できます。
3日断食までは自宅で行っても問題ないと言われており、体が慣れてきて、頭がスッキリとし集中力も高まってきます。
ただ3日以上の断食を行う場合は危険も伴いますので、専門家の指示を仰ぎながら行う必要があります。
どのプチ断食から始めたらいいの?
食生活が乱れていた方がいきなり2〜3日断食(ファスティング)を行うと好転反応が強く出たりして、体調が悪くなる可能性があります。
また糖分が切れるとめまいが起こったり、気を失ったりする方は、いきなり2〜3日断食(ファスティング)を行わないでください。
メタボー的には、あまり無理をせず、まずは1食置き換えなどから始めていき、身体を馴らしながら段階的に取り組まれる事をおすすめします。
ただ何らかの理由で短期的にダイエットをしたい方は、1〜3日断食(ファスティング)の際に、次にご紹介する準備期間と復職期間はかならず設けて行ってください。
準備期間と復食期間を設ける
1日1食の置き換えダイエット以外のプチ断食に関しては、本断食の前後に準備期間と復食期間を設けて体を慣らしていくことが必要です。
準備期間と復職期間を設けていないと、本断食中に好転反応が強くで出たり、本断食後に体調が悪くなったり、リバウンドしたり、最悪の場合死亡するといケースもあるそうです。
特に本断食の期間を長くするほど、この準備期間と復職期間をしっかりと守っておかないと大変なことになりますので、必ず行うようにしてください。
基本的には、準備期間1:本断食期間1:復食期間1〜3という割合になり、具体的には下記のような流れになります。
半日断食(ファスティング)ダイエット
準備期間を1食、本断食期間を18時間、復食期間を1〜3食
1日断食(ファスティング)ダイエット
準備期間を1日、本断食期間を1日、復食期間を1〜3日
2日断食(ファスティング)ダイエット
準備期間を2日、本断食期間を2日、復食期間を2〜6日
3日断食(ファスティング)ダイエット
準備期間を3日、本断食期間を3日、復食期間を3〜9日
上記の中で2〜3日断食(ファスティング)の準備期間について、断食経験のある方や、食生活が乱れていないという方は、1日でも大丈夫だと思います。
ただ初めて断食を行う方や、これまで不規則な食生活を過ごしていた方は、徐々に体を慣れさせるという意味で、基本の準備期間を守って行う方がよいでしょう。復食期間についても同様です。
より安全で且つ、断食効果を得たいのであれば、準備期間と復食期間は長く設定するのに越したことはありません。
準備期間
断食を行う前の食事の事で、朝食は構いませんが、昼食は普段の7〜8割程度、夕食は5〜6割程度にし、植物性の食品をメインにした低カロリーな和食が適しています。また準備期間中はできるだけ砂糖の入ったお菓子なども控えるようにしましょう。
特に夕食は、肉類や脂物の食べ物は控えて、野菜や果物、豆類、海藻類、きのこ類など、胃腸に負担を掛けにくい食材を使用して、栄養バランスを考えたメニューを心掛けましょう。
また夕食は20時までに済ませるようにしましょう。酵素ダイエットでは20時までが「補給・摂取・消化」に適した時間帯と考えられていますから、ダイエット効果を高めるためにも、準備期間中から身体のリズムを整えておく事が大切です。
準備期間を設けることで体の負担が軽くなり、断食期間中の空腹感が少しラクになります。
復食(回復)期間
断食が終わった後の食事の事で、ダイエットの実践期間よりも重要だと言われており、復食期間の目安は、断食をした期間と同じ期間を設けてゆっくりと通常の食事に戻していくのが望ましいとされています。
ちょっと怖い話ではありますが、本断食後いきなり普通の固いご飯やパンを食べると、喉に詰まったり、胃がショックを起こして心臓が停止する危険性すらあります。
また断食中は、胆のうとすい臓は休んでいますので、本断食後いきなり甘いものや油物を食べすぎてしまうと、これらの臓器が破裂する恐れもあります。
さらに断食後は胃の中がからっぽで、栄養がより吸収されやすい状態なので、復食期間を設けずに普段と同じ食事に変えてしまうと、リバウンドを起こす原因にもなります。
断食後の健康トラブルに巻き込まれない為にも、胃腸に負担を掛けない、消化の良い食事から開始してください。また食べる量は控えめにして、腹7〜8分目に留めておきましょう。
水分をしっかりと摂る
これはどの酵素ダイエットにも当てはまりますが、脱水症防止や断食中に体内の毒素や老廃物を汗や尿、便で排泄させやすくする為に、こまめに水分補給を行いましょう。1日量の目安としてよく言われているのは、1.5〜2リットルくらいとなります。
ただ個々の体質などによって、1日にそんなにたくさんの水を飲むことはできないという方もいると思います。そういった方は、無理に決まった量を飲む必要はありませんが、水分補給をするという意識を持って過ごすようにしてください。
ちなみにおしっこの回数で言うと、1日に5〜7回を目安にしてください。それ以下の場合は水分量が少ない可能性があります。
また半身浴を行うことで、腎臓や膀胱などの臓器が温まり、尿の排泄がよくなります。老廃物が体外に排泄されやすくなりますので、ぜひ取り入れてみてください。
ただ普通の水道水を飲むのではなく、体に優しい良い水を飲むようにしてください。
水選びのポイント
還元されている水
PH7.4〜8くらいの水
クラスターが小さい
ミネラルの成分が含まれている
水以外にノンカフェインのお茶やハーブティーなどでも構いません。
ちなみにノンカフェインのお茶では、麦茶、黒豆茶、ゴーヤ茶、そば茶、杜仲茶、昆布茶、トウモロコシ茶、ごぼう茶、柿の葉茶などがあります。ハーブティーでは、ルイボスやローズヒップ、ネトル、ホーステール、カモミールなどがおすすめです。
あと最近は断食中の飲み物として、白湯を取り入れられている方もいらっしゃいます。嵐の松本潤さんや、桐谷美玲さん、米倉涼子さんなどの有名芸能人が白湯を飲んでいる事でも注目されています。
それとアンチエイジングの分野で注目されているシリカという成分が配合されたシリカ水もファスティングの水分補給として使われている方もいらっしゃるようです。
塩分も補給しよう
断食中は、老廃物の排泄が中心になり、食事を制限することから、体内の塩分が不足することで、頭痛やフラフラめまいのような症状を起こす可能性があります。
塩分を補給する事で症状を緩和できますので、断食中は10時や15時など時間を決めて、梅干し、塩、具なしの味噌汁のみ、等で必ず塩分を補給するようにしてください。
塩であれば、ミネラル類が配合されていない精製された塩ではなくて自然塩を使えば、ミネラルの補給もできるのでおすすめです。
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最後に…
特に初めての方でいきなり、3食すべてを酵素ドリンクに置き換える場合、最初はモチベーションが高いので達成できるかもしれません。
ただ最初から無理をしてしまうと、ストレスが溜まったり、億劫になって、2回目、3回目で止めてしまう方も出てきます。
最初から完璧に行おうとせず、仮に1日断食(ファスティング)をする場合でも、途中に空腹で我慢ができない時は、生野菜など低カロリーな食べ物を摂るなどして、決して無理をしないでください。
あまり自分を追い込まないことも酵素ダイエットを成功させる為には大切だと思います。
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