白湯の効果と作り方や飲み方について
白湯は単なるぬるいお湯とみなす方もいますが、目覚めに一杯や飲むことで健康維持、ダイエットにとシンプルな中にも奥深い効果が実感できる飲み物です。そして以外にも沢山の方が長く継続して、実践している健康増進法でもあります。
単なるぬるいお湯と思っていたら大間違いです。早速今日から、白湯を飲む習慣を取り入れてみましょう。
インド発症の健康飲料
体の声に耳を傾け、今ある身体状況とじっくり対峙するインド発症のアーユルヴェーダでは、白湯を飲む行為が古くから習慣づけられてきました。
日本でもこの白湯の健康効果が広まっていますが、飲むときのポイントは同じで朝一番に飲むのが正式になっています。
長い睡眠中、何も摂取していない体は器官が乾燥し、潤いが不足しがちです。起きがけの1杯の白湯が乾いた体内に浸透し潤いを齎すことから、体が1日のはじまりを円滑に過ごすために覚醒するといわれています。
白湯には次のような健康効果があることがわかっています。
白湯の効果
腸内環境を活性化してお通じを良くする。
器官の粘膜を整える。
体内にへばりついた老廃物や過剰脂質を清浄する。
デットクス作用を齎す。
血行が促進されて冷え性が改善される。
頭がスッキリとさえ、一日を爽快に過ごせられるようになる。
代謝促進作用から脂肪の蓄積を抑制する。
胃腸を温めて消化をスムーズに改善する。
風邪などの感染症に引きにくくなる。
リラックス効果があり、気分が落ち着くようになる。
白湯の作り方&飲み方のポイント
白湯はお湯を沸かすだけではいけません。そして電気ポットでお湯を沸かすのもNGです。
極力火の力を使って沸かしたお湯を使うようにします。目に見えないのでピンとこないかもしれませんが、火の陽のパワーがしっかりと白湯に取り込まれるので飲んだ時の温かさと、心に染みるように伝わる口あたりが断然に違うのです。
じっくり飲むとわかりますが、やんわりと優しい甘味を感じます。
手順1
さて、ここで白湯の作り方をレクチャーします。
使用するお湯は水道水は避け、浄水器のお水やミネラルウォーターを使います。
水道水でもかまいませんが、その場合必ず水をやかんに汲む前に、塩素や一晩たった折に水道管に蓄積された不純物の混入を防ぐために、1分程蛇口を開いたままにして捨て水をします。浄水器でも同じようにすることをお勧めします。
時間に余裕があるようでしたら、前の晩にあらかじめお水を汲んで置き水を用意しておきます。水道水のカルキが抜けるので、美味しくいただけるようになります。
手順2
次に火にかけて沸騰させます。沸騰してもすぐに火から下ろさないで、5分間以上グツグツと沸騰させておきます。
水道水の場合、沸騰によって消毒成分が揮発しますのでやかんの蓋は外しておきます。適温である50℃まで常温で冷ましたら出来上がりです。飲んでみてぬるい感じが適温です。
手順3
飲み方は一気に飲んではいけません。口に含ませるようにゆっくり飲みましょう。
飲むタイミングとしては朝起きてすぐと、日中の水分補給に飲むのがお勧めです。会社などがある普段の日は、サーモマグなどに入れて持ち歩くのが便利です。