寿製菓 栃の実茶のスペックをチェック
寿製菓という会社から栃の実茶(とちのみ茶)というお茶が販売されていて、ノンカフェン、ゼロカロリーでポリフェノールもたっぷり含まれているお茶ということで、断食中の水分補給としても良さそうな気がいました。
今回10本お試しセットが送料無料の500円で購入できるとい事で、一度注文して飲みやすさなどチェックしてみる事にしました。
寿製菓 栃の実茶の特徴
- ポリフェノール含有量がブルーベリーの約4倍。
- ノンカフェイン&ノンカロリー。
- 国産原料のみを使用。
原材料面
原材料名一覧
小豆、栃の実抽出エキス
原材料名一覧をチェックしてメタボーが仕分けしてみました。
有効成分
小豆、栃の実抽出エキス
添加物
-
栄養成分面
栄養成分表示(125gあたり)
エネルギー 0kcal、たんぱく質 0g、脂質 0g、糖質 0g、ナトリウム 0mg、カフェイン 0mg、栃の実重合ポリフェノール 19mg
価格面
お試し
10缶(125g/缶) 500円(送料無料)
通常価格
30缶(125g/缶) 5,000円(送料無料)
定期価格
30缶(125g/缶) 4,000円(送料無料)
1缶分の単価
約133円(定期価格から算出)
寿製菓 栃の実茶のレビュー
こちらが寿製菓の栃の実茶で紙パックになっており、1缶ごとにストローが付いています。
コップに入れてみると、紅茶のような濃い茶色で、確かにポリフェノールがたっぷり入っているような感じがします。匂いはまったくありません。
ちなみに栃の実はアクを抜かないと食べられないほど苦味が強いそうですが、創業60年以上という寿製菓さんの独自製法でどのような味に仕上がっているのかすごく楽しみです。
それでは早速飲んでみたいと思います。
「ゴクリ」
これだけ色濃くて、苦味成分であるポリフェノールもたっぷり含まれているということで、かなり渋味が強いのかと思いきや…。
口の中に含むと少し渋味を感じますが、香ばしさ(小豆がプラスされているから?)がプラスされ、すごくサッパリ、スッキリとした飲み心地です。
こんなに色濃いのに、味は薄めで飲みやすいのにはちょっとびっくりしました。
近い味としては、杜仲茶のような、プーアール茶にも似ているような気がします。
寿製菓の栃の実茶なら、食前でも食間であっても、状況を選ばずに飲めるんじゃないかなと思います。
また断食中の水分補給としても最適な気がしました。
寿製菓 栃の実茶(とちのみ茶)を動画で紹介
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【豆知識】伝統食材・栃の実茶の効能
椿の実に似たようなコロンとした形の栃の実は、北海道から九州にかけて自生する栃の木が実らせる木の実です。5月にルピナスのような美しい花が木にキャンドルを灯したように沢山咲き、やがてこの花が夏の陽射しを受けて、秋になると栄養価の高い実を実らせるのです。
栃の実はそのままで食すと独特の苦味や渋味・えぐ味がありますが、食糧背景が乏しい時代はデンプン質が豊富で満腹感が得られることから、渋抜きをして食文化に貢献してきました。
栃の実せんべえや、栃餅などの特産品で昔の食文化の面影を知ることができますが、食の豊富な現代では馴染みが薄いのかもしれません。
栃の実は昔からお茶に利用され、お肌や胃の調子を整える効き目があるとして好まれてきましたが、近年になって、成分の優れた効能が見出されて注目が集まっています。
特に、コレステロールを気にする中高年層に有意義なメリットを齎す効能が強く、油の気になるお料理などのお供に人気が高まっていきそうな気配です。
3つの抗酸化作用から得る効能
栃の実は非常に強い抗酸化力が凝縮された木の実です。それには含まれる3つの成分が秘密を握っています。
タンニン
老化防止やアンチエイジングが期待できる代表的な栄養素ポリフェノールの一種です。活性酸素を除去するので、健康状態を高く保持します。
ポリフェノールの一種である栃の実重合ポリフェノール
成分内容としてはタンニンと同じですが、ポリフェノール値に換算するとリンゴの10倍に当たる量のポリフェノールが含有されていることが明らかになっています。
配糖体・サポニン
コレステロールや中性脂肪を抑制する効果に加えて、ポリフェノールと同じく抗酸化作用に長けているのが特徴です。
以上の3つの成分が織りなすトリプル抗酸化作用が相乗して、体に有用な働きを齎すのです。
効能には次のようなものがわかっています。
- 活性酸素の除去。
- 脂肪蓄積の抑制効果。
- 糖の吸収を抑えて血糖値の上昇を抑制する。
- 脂肪分解酵素リパーゼを阻害して脂肪の吸収を抑制する。
- アレルギー、アトピーなどの炎症性皮膚疾患の鎮静。
- 胃痛を緩和し、胃を丈夫にする作用。
- 食欲を抑える。
- ぢや子宮出血などの出血性疾患の改善。
- 血中脂質の低下作用。
高度不飽和脂肪酸による効能
栃の実には植物性油脂である、リノール酸・リノレン酸・オレイン酸といった高度不飽和脂肪酸が含まれています。
この脂肪酸は炎症関連酵素COXを阻害する特性があり、総コレステロールの増加抑制をメインにして優れた抗肥満効果を現す作用で知られています。
蓄積脂肪に繋がる過剰脂質・グルコースの小腸からの吸収を抑制し、一方で肝臓にたどり着く中性脂肪・トリアシルグリセロールの過剰分が再合成されて体脂肪になるのを阻害します。
抗肥満効果に繋がる効能にはこの他にも、血中脂質の増加抑制・高脂血症の予防・抗炎症作用・脂肪組織量の減少などがあります。