5:2ダイエットのやり方の手順や工夫について
ファスティングを確実にな物に導くスタイルといえば5:2ダイエットです。イギリス人医師が自分で体験して納得のゆく形で確立した方法は世界中の人々が実際に取り組んでいるもので、その健康効果があちこちで実証されています。
あまりきちきちとせず、実践しやすく、コツを覚えればライフスタイルの一環として長く取りいれることが可能です。
5:2ダイエットの取り組み方
5:2ダイエットは1週間行います。といっても、すべての日にちを通してダイエットに取り組むのではなく以下のように進めます。
1.1週間の内、前半の5日間はいつもどおりの食事をする
過剰にカロリーオーバーしない程度の範囲で、好きな物をチョイスして食べて良い。
2.後半の2日間はファスティングに集中する
ただし、食べても良いのがポイント!普段の食べる1日の食事量のカロリーを算出しておいて、そのカロリーの4分の1量の食事を食べることができます。
※絶食はNGです!
因みにこの5:2ダイエットは連続して行うことはできません。再度行うときには数日間あけてからまた1番2番を繰り返します。
およそ、その平均値として男性は1日600kcal、女性は500kcalを目安にすると良いとしています。
日本医師会のカロリー算出を自動計算できるHPです。基礎代謝量や身体活動レベルなど算出には細かな数字が必要になるので、とても便利です。
注意したいポイントと手順
とてもシンプルな5:2ダイエットですが、覚えておくと実践がスムーズになる知識をお伝えします。
実践してはいけない体調などを知っておく
糖尿病や摂食障害にかかっているとき
痩せすぎの体質
18歳以下の子ども
妊娠中や授乳中のママ
病院に現在かかっていて、処方箋を貰っている人
ファスティングの日に摂取しても良い物
食べても良い物
低GI食品、良質たんぱく質、野菜、果物など
飲んでも良い飲み物
ブラックコーヒー・お茶・お水など
ファスティングの2日間の食事内容をあらかじめ考えておく
通常摂取カロリーの4分の1量を食べて良いといっても、空腹感は押し寄せます。
パニックになってアタフタしないように、限られたカロリーのなかでいかに上手に腹もちさせることができるかを考慮して、食事のプランを立てておきましょう。
女性ならば500kcalだとすると、朝は酵素ドリンクやコーヒーなどで置き換えをして朝食分をカロリーセーブすると言う手も良いですね。
途中、おやつの時間入れるならダイエットクッキーで1回のおやつを50kcal以内にすれば無理なく取り組めそうです。
1日500kcalの食事摂取例
朝→酵素ドリンクもしくはブラックコーヒーで 30kcal
おやつ→ダイエットクッキーなどで35kcal
お昼→200kcal
おやつ→ダイエットクッキーなどで35kcal
晩御飯→200kcal
1食でまとめて食べるよりも、食べる回数をふやして細かく分けて食べると、空腹感も出にくくストレスなく実践することができます。
腹もちをよくするための工夫
良く噛んで食べる
香辛料や食材の持つ香りなどで感覚的に満足させる
辛味を効かせて食べ応え感をアップさせる
繊維質を多く含む食材など、消化に時間がかかるものをあえて食べるようにする
体を健康にする意識を持たせてくれる5:2ダイエット
体重を落とすだけではなく、代謝効率の良い体=健康体になることをコンセプトに考えられた5:2ダイエット。向き不向きがあるものの終わった後の達成感や爽快感が心地よく、続けるうちに風邪を引きにくくなったとのコメントをいくつか目にしました。
たしかに5:2ダイエットの効能として、アンチエイジング・加齢に負けない免疫力の強化・自律神経の正常化による肌質の改善をあげているので、根本からの健康を手にいれることができそうです。
生活習慣病の改善効果への期待や気持ちを前向きにするプラスの作用も実感する方が多いようなので一度チャレンジしてみたいですね。
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