みかん&柿の酵素ジュースの作り方
温州みかん、柿を使った酵素ジュースをご紹介しています。
温州みかん
ビタミンCやβ-カロテンが豊富。
柿
ビタミンCやβ-カロテンや食物繊維が豊富。
期待できる効果
材料(1杯分)
温州みかん 1個(可食部 約100g)
柿 1個(可食部 約170g)
作り方
柿を水洗いするなどして汚れを落とします。
温州みかんは皮を剥いて、ジューサーなどの投入口のサイズに合わせて適当な大きさに切ります。
柿は皮をむかずに、ヘタと種の部分は取り除き、ジューサーなどの投入口のサイズに合わせて適当な大きさに切ります。
各材料をジューサーなどに投入すれば完成です。
甘味 |
酸味 |
苦味 |
お薦め度 |
かなり甘ったるいかなと思っていましたが、みかんと柿の甘味がほどよく出ており、どちらか一方の味が主張するというわけでもなく、味のバランスもよいです。
また柿が入ることで、トロトロした食感になっていますので、デザート感覚で飲むことができ、腹もちも良さそうです。
ジュースだけだとちょっと物足りないと言う方も、一度試してみては如何でしょうか。
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【豆知識】柿の栄養とカロリーについて
柿は秋を代表する味覚の一つですが、美味しいだけではなく夏に疲れた体を労わる優れた機能性食品でもあります。
カロリーは100gあたり凡そ60kcalで、食物繊維も豊富で腹もちも良いことから小腹が空いたときに頂くのにも最適です。
柿の栄養素の特質は、ビタミンCやマンガン、食物繊維、葉酸、βカロテンが多い点です。とくに強い抗酸化作用を持つ柿渋・タンニンの成分は注目すべきもので、様々なメリットに期待がかけられています。
ポリフェノールの一種、柿の持つタンニン成分について
柿の種類分けに関わるタンニンの作用
柿の持つ特有の渋味は品種においても区別をつける重要なポイントになっています。
完全甘柿、不完全甘柿、完全渋柿に分けられますが、含まれるタンニンが口にする段階で渋味を感じる水溶性になっているか?渋味を感じない不溶性になっているか?で種類分けの判断がついています。
完全甘柿
成長して熟していくうちに、タンニンが渋味を感じない不溶性になり甘味に変換された柿です。
代表的な銘柄=富有柿、次郎柿、貴秋
不完全甘柿
成熟しても稀に若干の渋味が残る柿をいいます。
代表的な銘柄=筆柿、西村早生、弾寺丸
渋柿
果肉が完全に成熟しても尚、渋味の強さが残る水溶性タンニンを含む柿です。干し柿などにすることで濃厚な甘味が形成されます。
代表的な銘柄=刃根柿、江戸柿、愛宕柿
渋抜き柿
アルコールや炭酸ガス、湯などを用いて人工的に水溶性タンニンを不溶性タンニンに変化させた柿です。
代表的な銘柄=平核無柿、甲州百目柿、西条柿
タンニンの効果
強い抗酸化作用から美肌などのアンチエイジング、そして幅広い予防医学に効果があります。
次の作用を持つことがわかっています。
老化、感染症、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などの予防
アルコール分解作用による二日酔いの緩和
血圧上昇の抑制
水虫の繁殖防止
消臭効果
発がんの抑制
※柿渋から抽出された成分はタンニンの中でも癌細胞の増殖を抑制する力に優れています。白血病、ヒト鼻咽頭癌、乳癌などに効果が認められており、期待が高まっています。