車麩と豆腐の煮物の作り方を紹介
車麩と豆腐の煮物
材料(2人分)
- 車麩 2枚、豆腐 1/2丁
- 醤油 大さじ1、みりん 大さじ1
- 酒 大さじ1、砂糖 小さじ1
- 水 250cc、おろし生姜
- ゴマ油 少々
作り方
ぬるま湯の中に車麩を入れて30分ほど置いてもどします。
車麩を取り出して、手で水分を絞ってから、1/4等分に切ります。
フライパンにゴマ油を入れて、そこに車麩を入れて中火で2分ほど加熱します。
フライパンにだし汁(醤油・酒・みりん・砂糖・水)を入れて、沸騰したら車麩と豆腐とおろし生姜を加え、中火で煮込みます。
煮汁がほとんどなくなれば完成です。
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【豆知識】車麩のカロリーや栄養について
お麩は実に100種類以上もある地方色豊かな食材です。
なかでも石川、新潟、山形などの北陸や沖縄の郷土色である車麩は、独特のドーナツ状の形と大きさからお料理やスイーツにと、幅広く使えるお麩として一般の家庭でも人気が高まっています。
カロリー面
車麩は油を用いない焼き麩の部類に入り、高タンパクで低カロリーそして消化に優れている体に嬉しい食材です。直径5センチの車麩では1個あたりのカロリーが16kcal。
嵩もあることから満腹感を得やすい食品で、湯戻しした食感が料理次第でお肉のような歯ごたえと食べ応えを実感できることから、カロリー制限の気になるダイエットサポートメニューとして実に重宝します。
また補足する食材によって体に好影響を及ぼす作用がアップするのも大きな魅力の一つです。
栄養面
グルテン、亜鉛、アルギニン、ナイアシン、植物性蛋白質など栄養素も兼ね揃えた車麩に最も多いものが、グルテンに含まれるグルタミン酸です。
グルタミン酸はアルコール依存症や胃潰瘍などの改善に効果があるだけではなく、成長期に欠かせない子供の知能発達促進物質として知られています。また思春期の体の形成にも必要な成分であり、強い筋肉と免疫力を増進させます。
しかし、大元であるグルテンはアレルギー物質としても有名で、近年日本でもグルテンフリーダイエットが推奨されている傾向も伺えます。
吐き気や嘔吐、湿疹、ぜんそくなどのアレルギー反応が現われた場合は小麦アレルギー体質が疑われますので一度、医療機関で検査を受けることをお勧めします。
また、車麩だけではなくお麩は全般にグルテンを含有しますので、アレルギーが心配な方やセリアック病、腎臓病を持つ方は食べるのを控えておきましょう。