頭痛が起こる原因と改善法まとめ
頭痛知らずだったのに、産後なぜか急に頭痛に襲われるケースがあります。
とくに頭痛に慣れていない方の場合、痛みに耐えられず、授乳中で鎮痛剤も思うように飲めないで困っている方も多いと言います。
産後はとかく体調が優れませんが、実は頭痛を起こすメカニズムが関与しているのです。我慢をするとストレスが増々増えてしまいます。原因を知って対処法を考えることが得策です。
産後頭痛の原因は?
仕事に忙しいビジネスマンが頭痛に悩むように、産後ママも同じ原理で疲労やストレスが蓄積して頭痛を発症しやすい状態にあります。
血流の悪さ
頭痛は血流の悪さが一番起因しています。疲労やストレスは直接影響がないように見えて、自律神経を痛めつけているのです。
このため血行不良が生じて神経系統が上手く機能できずに頭痛が生じるきっかけを作っています。
またストレスは生活習慣病の発症リスクを高める原因ともいわれています。疲れを感じたら、可能なかぎり休むようにしましょう。
骨盤の歪み
産後頭痛の原因にもう一つ、骨盤の歪みがあります。頭から離れた位置にある骨盤がなぜ?と思いますが、体の中間地点で神経が集中する腰椎と密接しているためです。
出産時は赤ちゃんが産道を通るためにどうしても骨盤に歪みを生じてしまいます。そのとき、腰椎を刺激して更にそばにある肋骨を経由して胸椎や頸椎にまで歪みの威力が派生してしまうのです。
結果として頸椎から脳内を圧迫する流れができ産後頭痛が起こるパターンを起こしているというわけです。
頭痛を改善するために
産後頭痛は眩暈も伴う激しい片頭痛があるなど、酷い方では起き上がれないほどの痛みに襲われるといいます。
産後ママのHPなどで実際に頭痛で苦しんだ方の改善策をあげてみます。参考にしつつ、自分に合った方法を探してみては如何でしょうか。
- 寝不足が続いていたので、きちんと睡眠時間を確保するようにしたら頭痛が治まった。
- 血液検査をしたら頭痛の正体が帯状疱疹だった。
- 目を酷使するとよくないと聞いたので、テレビやパソコン、本など見るものを暫く我慢したら改善した。
- 母乳育児で鎮痛剤を飲めなかったので、漢方薬(中将湯)を処方してもらったら治まった。
- 赤ちゃんの抱っこと授乳で知らないうちに、頸椎と肩が硬くなり凝っていた。
- 整体で揉み解してもらったら、頭痛が解消した。
- 葉酸のサプリメントを服用するようになったら頭痛から解放された。
- 我慢しないで、病院のお世話になった。
鎮痛剤について
授乳中の場合、原則鎮痛剤を服用するときは授乳を控えます。
医療機関ではおもにロキソニンが処方され、喘息などの慢性疾患がある方にはカロナールが処方されます。痛みを我慢するのはよくないことですが、授乳中のママは医師と相談の上、服用の賛否を確かめましょう。
また市販の鎮痛剤は女性向のものであっても成分内容がロキソニンを上回るものが多いのが大半です。赤ちゃんのためにも授乳中は市販の鎮痛薬の服用は絶対にやめておきましょう。
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