生理再開の時期と注意点について
出産が終わり一仕事終えたママの体は元に戻るために、急激なホルモンの変化が起こっています。
産後やはり気になるのが生理の再開です。一般的にミルク派ママでは産後2、3か月後。授乳派ママでは半年のブランクを空けて生理が再開するケースが多くみえます。
しかし、体質には個人差もあり、生活環境の違いから受けるストレスやホルモンバランスの影響で生理の再開は人によって違うのが現状です。育児書などで一般的な再開時期が記されていると焦ってしまったり、心配する方もみえますが個人差があるので大丈夫です。
授乳ママでも一か月経過するかしないかのうちに生理が再開する方もみえますし、授乳期間中はずっと再開しなかったりとパターンもそれぞれです。
もし、生理痛に似た下腹部の鈍痛など、婦人科系の不調が疑われる症状が見られたら別の原因があるかもしれませんので早急にかかりつけの婦人科を受診しましょう。
また、生理が再開しても量が多かったり、生理痛が鎮痛剤でも効かないようなケースでは子宮内膜症や出産時の影響を引きずっていることも考えられますので我慢しないでこちらもかかりつけ医に診てもらいましょう。
生理をスムーズに再開する為に
毎月の生理は何とも言えない体調不良を感じるので煩わしいのが本音という方も多いものです。しかし、生理がこないと体が浮腫んだり、なんとなく体が重くなるなどの症状が現れやすくなります。
一説によると生理には体の老廃物を排出する作用もあるので、大切な健康維持機能を司っているともいわれています。
ここ最近注目されているものに、産後の骨盤矯正があります。出産時に赤ちゃんを産道からスムーズに移動させるために骨盤が筋肉を緩めて広がるのですが、産後のライフスタイルを続けるなかで骨盤が元に戻る過程で歪みが生じやすくなります。
本来のメカニズムならば出産後は歪みもなく元の骨盤状態に戻るのが通常で、生理痛も出産前よりも緩和されるのが真の状態なのです。
運動不足やストレスなども大きく関わっていると思われますが、エストロゲンを増殖する原因を作ってしまい近年子宮内膜症に移行する産後ママさんも増えてきています。
骨盤矯正をすることで血流も連動して代謝が高まり、自律神経が正常に働くことで女性ホルモンをはじめ卵巣機能が正常化します。これによって生理周期も整いますので、産後の生理において生理痛や生理不順といったトラブルもなくなるのです。
骨盤のゆがみチェック項目
- 鏡の前で真っ直ぐに立ったときに、肩の位置や骨盤の高さが左右で違う。
- 産後の尿漏れが気になり、尿漏れパットが必要になっている。
- 少しの動作で骨盤まわりが痛みを感じる。
- 腰痛や関節痛が酷くなった。
- お通じが悪く便秘がなかなか改善しない。
- 夏場でも手足が冷える。
- 足が脹脛を中心にして浮腫んでいる。
- 生理痛が産前よりも酷くなった。
- ぢの症状が産後すぐから改善しない。
- 左右で足の長さのバランスが悪いように感じる。
5つ以上あてはまる方は、骨盤が歪んでいる可能性があります。気になる方は一度産後の骨盤矯正を行う専門のクリニックに足を運んでみるとよいかもしれません。
骨盤のゆがみを解消ストレッチ
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