産後ダイエットを始める時期と注意点について

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産後ダイエットを始めるタイミングと注意しておきたいポイント

悩んでいる女性

一般に産褥期を終える産後1〜2か月後が理想とされています。体調の経過を見ながら徐々に行うようにして、産後6週目あたりにレベルをあげていくのが効果的です。

 

サイズダウンを徹底して目指すダイエットは母乳育児に影響を及ぼしますので、食事制限のきついダイエット方法を選択する場合には断乳してからのスタートがよいでしょう。

 

ボディライン改造ダイエットに踏み切るのは、生理が再開して3回目を迎えるタイミングで行うのが体に負担がかからず安心です。

 

体型の変化から痩せたい衝動にかられますが、産後から半年にかけては体が元に戻ろうとする働きから痩せやすい時期でもありますので、まずは育児疲れなどストレス面をクリアにすることが先決です。

 

産後ダイエットでの注意点は?

カロリー制限をしすぎない

カロリー

母乳育児の場合、母乳産生のために普段の食事量にプラスして350kcalほどの栄養摂取が必要になります。

 

カロリーを極端に減らすと母乳の産生も悪くなり、お母さん自体の体調を崩す原因になりますので低カロリーで高タンパクな大豆製品などで食欲をコントロールしましょう。

 

よく脂質に過敏になりすぎる傾向がありますが、良質な油分はエネルギーとなり細胞膜やホルモン、血液などを構成する大切な栄養素になることを忘れてはいけません。

 

必須脂質であるオメガ3系脂肪酸やオメガ6系脂肪酸を含む多価脂肪酸を積極的に摂取しましょう。多価脂肪酸は青魚、卵、豚レバー、しそ油、紅花油などに多く含まれますが、母乳を介して赤ちゃんに取り込まれることで脳の発達を向上させるなどの有用性が海外でも認められています。

 

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無理な運動は禁物!基礎代謝を高めて骨盤を正しい位置に導く

運動をしている女性

妊娠中に身体運動が緩慢になっていたことから産後は代謝が落ちているのが否めない状態です。子宮の機能が回復して生理が再開される頃になると代謝の悪さが更に拍車をかけます。

 

特に下半身の脂肪の付き方が気になり、スクワットの回数を多くして過剰に筋肉を酷使するケースがありますが、育児がスタートしたばかりの産後の体にはかえって悪影響を及ぼすかりか、あまり効果も期待できにくい状態です。

 

出産によって骨盤が広がったり歪みが生じて代謝が落ちている可能性が高いので、骨盤低筋や大腰筋を無理なく鍛えて骨盤を正しい位置に戻していきましょう。

 

道端カレンさん実践のお尻歩き運動

モデルの道端カレンさんが産後の体型を見事に克服したというお尻歩き運動はお勧めです。

床に腰をおろし両足を前に伸ばし、お尻の左右を動かすように歩く運動です。ポイントは背筋を上に伸ばすようにして腕を振らずに行うこと。疲れますがヒップアップ効果にも大変優れています。

 

また、普段の歩き方にめりはりをつけることも基礎代謝のアップに繋がります。足の親指を歩く方向に真っ直ぐに向くようにして、膝がこすりあうような感覚で歩くと骨盤まわりがすっきりとします。

 

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