産後に猫背にならない為の対策法を紹介

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猫背になる原因と対策法について

姿勢の悪い表現に猫背があります。二人目の経産婦さんに多いといわれる産後の猫背は、放っておくと生活習慣病に派生する事態も招くので気づいたら姿勢を正していきましょう。

 

なぜ産後に猫背になるの?

ソファーに座る女性産後は出産時に受けた骨盤の歪みが体に影響を及ぼします。腰痛も伴うために歩き方もアンバランスになり、自然と体が痛みを回避しようと楽な姿勢である猫背に向かってしまうのです。

 

立ち仕事などや、一日中歩き回ったときにソファーに腰をかけ猫背になるとホッとしませんか?産後の体はあの状態が日常的になってしまいがちなのです。

 

また、妊娠時にお腹の赤ちゃんが育つために、生まれてからも母乳を産生するために母体はとかく栄養成分も不足がちなことも猫背を悪化させているといえます。

 

特にカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分は不足により骨密度を低下させるばかりか、関節を稼働する筋肉を収縮させる影響も与えるために、腰に負担をかける結果となり姿勢を悪い方向に導いているのです。

 

ちょとした、ことが大きなダメージを与えやすい産後の体は普段以上に健康管理に気を使うことが非常に重要だといえます。

 

日常生活で気をつけたい事

背骨に繋がる骨盤の歪みを矯正するのもお勧めですが、セルフケアで姿勢を正す方法もあります。

 

歩く時

体の中心に棒が刺さっているように意識をして体幹を整えます。足は開きすぎない丁度良い歩幅で踵から着地するようにしてつま先を真っ直ぐ正面向けて歩きましょう。

 

目線を少し先にやると更に体幹が安定します。腕は振りながらも骨盤で歩くように意識しましょう。

 

歩いている女性

 

普段台所に立っている時

姿勢を正します。疲れると片足に重心をかけてしまいがちですが、体の中心に重心をかけてピシッと立ちましょう。

 

疲れたら、椅子に腰をかけるようにすると正しい姿勢が保たれます。キッチンに自分専用のスツールを置いておくと良いですね。

 

台所で料理を作っている女性

 

ストレッチ&ゆるい体操

胸を張って背中の筋肉の働きを高める軽いストレッチ

胸を張って背筋を伸ばしたら、両手を胸の前で合掌して息を吐きながら両手を押し合います。ぐぐっと背中に力をいれるのがポイントです。

 

ストレッチをする女性

 

次に合掌した両手をそのまま指先で組みます。左の掌を上に向けて、右手は甲を上にして左手を引っ張るのです。ぐぐっと今度は胸を広げるような意識をもって息を吐きながら引っ張りあいましょう。座って行っても大丈夫です。

 

さて今度はゆるい体操です。

両足を肩幅よりも気持ち大きく開きます。両手の力を抜いて掌を正面向けるように下に広げて降ろします。背筋を伸ばして少し前に上体を倒しながら両手をそのまま体の前でクロスします。

 

今度は体を後ろに反りながら両手を元に戻します。骨盤を動かしながら上体の姿勢は崩さないのがポイントです。

 

この一連の運動を心地い良い程度に感じる回数をこなします。

 

カルシウムとマグネシウムを摂取する

色々な食べ物不足しているカルシウムとマグネシウムを過剰摂取しないように、適量の範囲で補充しましょう。

 

食事からの摂取が難しい場合はサプリメントから摂取します。少し飲みにくいかもしれませんがミネラル分の多い硬水で喉の渇きを潤すのも一つの手段です。

 

食事では以下のような食材がカルシウムとマグネシウムを多く含みますので、是非取り入れてみては如何でしょうか。

 

カルシウムの多い食品

ごま、アーモンド、ひじき、あおのり、パセリ、バジル、モロヘイヤ、焼き海苔、エダムチーズ、カマンベールチーズ、パルメザンチーズ、干しエビ、にぼし、ししゃも、かたくちいわし、しそ、油揚げ、わかさぎ、ケール、大根の葉

 

マグネシウムの多い食品

ココア、あさり、抹茶、小麦胚芽、ごま、アーモンド、落花生、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、焼き海苔、わかめ、ほしひじき、インゲン豆、納豆、あずき、えんどう豆、ソラ豆、油揚げ、するめ

 

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