葉物野菜の種類や季節別の特徴まとめ

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種類や季節別の特徴について

色々な野菜

寒波や長雨など悪天候の影響をダイレクトに受けやすい葉物野菜は、そのたびに価格も高騰しやすいのが悩みの種です。

 

しかし、葉物野菜には優れた作用が期待できる成分が多く、一部のがんを抑制する効果も各医療機関で実証されていることから毎日摂取したい食材の一つといえます。

 

特に旬のものは、その季節に不足しがちな栄養成分を摂取できるので、ハウスものよりも比率を高めて食事内容にプラスしましょう。

 

葉物野菜の種類

キャベツ、白菜、ニラ、ねぎなどお馴染みの顔ぶれに近年では西洋葉物野菜や、知らなかったご当地の葉物野菜が店頭に並び種類も随分と豊富になりました。発売当時珍しかったチコリーもポピュラーになっているほどです。

 

今注目したい目新しい葉物野菜は、明日葉やエンダイブ、プチヴェール、アイスプラント。地場野菜でも新種の葉物野菜が積極的に作られているので、スーパーの地場産コーナーで比較的手軽に新鮮なものを求められるので更に人気が高まってきています。葉物野菜は種類が沢山あるなかでそれぞれにもつ効能を活かして、健康維持に役立てたいものです。

 

アメリカが癌予防から発信したファイブ・ア・ディは実際にアメリカ国民の癌予防に繋がった経緯から世界30か国でも実践され日本でもその運動が広まっています。その中に野菜を一日3サービング以上摂取する指針がかかげられていますが、葉物野菜の効果は大きなものがあり一日1カップの摂取が理想的です。

 

お鍋やお浸し、汁ものなど、日本人は葉物野菜を多く食べる習慣が普段からあるので、ファイブ・ア・ディは比較的実践しやすい環境にあるといえます。

 

ただ、近年の和食離れから日本人の野菜摂取量がアメリカを下回り、その結果として癌や生活習慣病の発症率や死亡率が上位を独占している現状です。日本ならではの食文化を見つめ直してみる良い機会ではないでしょうか・・・。

 

積極的に食べたい種類の葉物野菜

つるむらさき、レタス、菜花、モロヘイヤ、白菜、キャベツ、エンダイブ、チコリー、ニラ、小松菜、水菜、みつば、クレソン、じゅんさい

 

旬の葉物野菜が持つメリット

通年を通して食べられる葉物野菜でも露地物はその時期ごとに栄養価が異なります。

 

キャベツがその代表的な例で、一年中見られる葉物野菜ですが、旬がないようでいて旬があるのです。ちなみにキャベツは旬が3シーズンあり生産地が季節で異なるのが特徴です。

 

一般に旬の野菜の見極め方は店頭で求めやすくなっているものが感覚としてありますが、旬の野菜を紹介する農園サイトなどで詳しく知識を得て献立に活用するのが確実で、取り寄せもできるので忙しい方には時間の節約に繋がりお勧めです。

 

旬の葉物野菜がもたらすメリット

旬の野菜の醍醐味はなんといっても春夏秋冬ごとに応じた体調を整える作用がある事です。

 

春の葉物野菜・・・クレソン、ニラ、みつば、新キャベツ、菜花など

長い冬で低下した細胞の働きを活発にして、新陳代謝を目覚めさせる作用をもたらします。

 

夏の葉物野菜・・・レタス、大葉、モロヘイヤなど

発汗作用とともに不要な老廃物を排泄させ、不足しがちな水分やミネラルを補います。

 

秋の葉物野菜・・・ちんげんさい、ルッコラ、からし菜など

夏に消耗した体力を回復させる作用があり、長い冬へ向けて温存パワーを充実させます。

 

冬の葉物野菜・・・白菜、ホウレンソウ、春菊、小松菜など

活発に動けない体が潤滑に活性化するよう、体を温めたり、食物繊維で排泄を促します。

 

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