クロロフィルの役割や効果について

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役割や働き、人体への効果について

緑の葉

グリーンスムージーで脚光を浴びているクロロフィル。緑の血液ともいわれるクロロフィルには沢山の健康増進作用が凝縮されています。

 

それは動物の血液中のヘモグロビンと類似した構造を持つことから造血作用に優れ、別名どおりに血液と同じく体内を整える中心的役割を担う働きから伺えます。

 

クロロフィルとはそもそも、植物の葉の成分を合成する葉緑素のこと。小松菜やホウレンソウなど葉物野菜や植物の持つ緑色をさします。

 

光合成の際に二酸化炭素からエネルギーや糖質を生成する成分で、ピンとしてみずみずしく青々とした元気な植物に育つ活力源になっているのです。

 

通常クロロフィルは細胞内の壁に取りかこまれていますので、粉砕してスムージーやジュースなどで飲むことで、パワーをしっかりと体内に吸収できます。

 

そして体内に取り込まれると中心元素であるマグネシウムが外れて血液成分に結合し、身体の健康増進に繋がる作用をもたらすといわれています。

 

ちなみに葉物野菜の茹ですぎは、ビタミンが壊れるという以前にクロロフィルにも良くないという事が判っています。

 

長い間茹でるとクロロフィルは酸化酵素と結合し、葉物野菜を酸化させ、紫色にしてしまうフェオフィチンと結合してしまいます。こうなるとクロロフィルの本来の働きが出来なくなるのです。

 

またほうれん草など濃い色の葉物野菜を茹でる時に、塩を入れるのは、フェトフィチンの発生の防止ともいえます。

 

グリーンスムージー入門〜作り方・レシピ・ミキサー・ボトル選びなど

グリーンスムージーからクロロフィルを取り入れたいならぜひ参考にしてみてください。

 

クロロフィルによる効果

貧血予防と改善

ヘモグロビンの生成を促し造血作用を起こします。成分の一つである有機ゲルマニウムが、血液を通して全身に酸素を届ける効果から貧血の改善が期待できます。

 

コレステロール値の正常化

悪玉コレステロールを排出する力があり、血中脂質濃度を正常にします。コレステロール値が減少するので、動脈硬化や心臓病、糖尿病といった生活習慣病の予防にも繋がります。

 

美しいお肌を作る

抗菌、殺菌作用に優れているのでニキビの原因菌であるアクネ菌の働きを阻害します。また、ビタミンCと結合すると相乗効果により美白効果があることもわかっています。

 

整腸作用によるデットクス効果

善玉菌を増やすだけではなく、食物繊維のなかでも更に形状の小さな繊維質も持つので、小腸の絨毛にこびりついて離れない有害物質までも剥離させる作用があります。残留農薬、放射性物質、ダイオキシン、有害金属物質などの排泄効果にも威力をあらわします。

 

消臭効果

血液循環をよくし、サラサラで健康な血液状態にする働きから代謝が高まるので、腸を介した体調不良からなる体臭や口臭を改善します。

 

病気を予防する

強い抗酸化作用があるので免疫力が高まり、遺伝子や細胞レベルで体を活性化します。抵抗力もつくのでインフルエンザなどの感染力の強いものに対しても予防効果が期待できます。

 

葉物野菜の素晴らしいクロロフィル・パワーは毎日の食事に摂り入れたいですね。

 

家庭菜園でもベビーリーフやスプラウト、ミニ野菜などの葉物野菜が簡単に作ることができます。プランター栽培になりますが、意外に収穫量が多く季節を通して食卓を潤すことができますのでお勧めです。

 

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