ダイエット目的で作る際に押さえておきたい6つのポイント
ダイエット目的としてスムージーを活用しようと考えているのであれば、材料の組み合わせが重要になっています。
ダイエット効果も期待できるスムージーとして人気なのが、グリーン(葉野菜)とフルーツ(果物)と水のみをブレンダーなどで混ぜ合わせて作るスムージーで、作る際にベースとなるルールがあるようなのでまとめてご紹介します。
ダイエット目的としてスムージーを飲む場合は、糖質よりも脂肪をエネルギーとして消費させたいので、糖質制限食の1食分の糖質目安量と同じく20g以下のスムージーになるように材料を選んで作りましょう。
数種類使う事で、消化に負担がかかってしまうからです。ただしハーブなど香りを加える為に少量使う場合は構いません。
グリーンと同様に、フルーツも種類が増えすぎると消化に負担がかかってしまうことから、季節ごとに旬な材料や新鮮な材料を1〜3種類くらい選んで使うようにしましょう。
またできるだけ熟したフルーツを使うようにしましょう。追熟することで甘味が増して、消化も良くなります。
フルーツと根菜類などのデンプン質の野菜を一緒に混ぜてしまうと、消化のよいフルーツが長時間胃の中に留まってしまうことから消化の妨げになります。
さらに胃の中で腐敗や発酵が起こる事で栄養は吸収されず、消化されなかったものは、悪玉菌の餌になり、腸内環境が悪化してガスも発生しやすくなります。
デンプン質の野菜
ニンジン、ゴボウ、大根、カボチャ、ナス、キャベツ、芽キャベツ、白菜、カリフラワー、ズッキーニ、ケールの茎、ブロッコリーの茎、トウモロコシ、豆類など。
その他に、牛乳やヨーグルト(飲むヨーグルト)は動物性たんぱく質が含まれていることから消化の妨げになると言われていますが、糖質の調整ができるのであれば、お好みで入れて頂いても構わないと思います。
あとカイワレやアルファルファなどのスプラウト類は、アルカロイドという毒性を持つ成分が多く含まれているので避けた方がよいそうですが、グリーンスムージーにするならローテーションして毎日使わない、たくさん入れずぎないようにすれば大丈夫かなと思い、特にブロッコリースプラウトは苦味も少ないので結構使ったりしています。
気になる方は使わないようにしましょう。
グリーンの割合が多いと苦くて飲みにくかったりしますので、初めての方はグリーンの割合を少なくして、徐々に調整していくようにしてください。
一般的にグリーンスムージーを美味しく飲める比率は、グリーン(4):フルーツ(6)と言われていますので参考にしてみてください。
グリーンには、微量のアルカロイドと呼ばれる毒素が含まれています。毎日同じグリーンを使っていると体内に蓄積されていく恐れがありますので、できれば毎日違ったグリーン(アブラナ科、キク科、アカザ科、セリ科など)を使うようにしてください。
※同一の植物に含まれるアルカロイドは、化学的に近い性質を持つ場合が多い為。
あとアブラナ科の野菜には甲状腺腫誘発物質が含まれていますので、こちらも毎日使い続けるのは避けた方が良いでしょう。
もちろん栄養バランスのことも考えると、毎回同じフルーツを使わない方が健康やダイエットの事を考えると良いと思います。
スムージーで使えるグリーンの種類
アブラナ科…小松菜、チンケンザイ、水菜
キク科…レタス、サラダナ、シュンギク
アカザ科…ホウレンソウ、オカヒジキ
セリ科…アシタバ、ミツバ、パセリ、セロリ
シナノキ科…モロヘイヤ
シソ科…ミント
最後はミキサー(ブレンダー)で作る際に材料を入れる順番ですが、特に決まりはありませんが、下記のような順番で入れていくとミキサーが空回りしにくくなります。
- 水分の多い材料を入れる(柑橘系など)
- 柔らかい材料を入れる(キウイ、バナナなど)
- 硬い材料を入れる(リンゴなど)
- 最後に葉野菜を入れる
ただ葉野菜を最後に入れると、軽いので上の浮いてしまい、なかなか撹拌されにくいということで、3番目に葉野菜を入れ、最後にリンゴなどの硬くて重いものを重し代わりに入れた方が良いという意見もあります。
とりあえず両方試してみて、空回りしにくいと感じた入れ方でやってみてください。
基礎知識一覧
- ダイエット目的でスムージーを飲む際に実践したいコト4つ
- ダイエット目的でスムージーを飲む場合の時間帯&飲む量
- スムージーで効果的にダイエットを行う方法
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- 失敗しない!自分好みのスムージーを作るコツ・秘訣
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