味噌汁の作り方

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味噌汁の作り方を紹介

味噌汁

 

味噌汁

材料(1人分)

味噌汁

昆布(10cm角) 1枚

鰹節 20g

味噌 30g

水 1200ml

具材


 

作り方

出汁から作ると美味しさもアップします。そこで今回は、だしの取り方から順番にご紹介しています。

 

1 水1200mlを鍋に入れます。出汁に使うのは、昆布と鰹節です。

 

出汁の材料

 

まず昆布の汚れを綺麗な布きんなどでさっと落としてから、鍋に入れ弱火で20分ほど煮てから取り出します。

 

昆布を入れる

 

2 次に鰹節を入れて中火で2分ほど煮ます。

 

鰹節を入れる

 

沸騰しましたら火を止めて、キッチンペーパーなどを使ってこしてボウルにだし汁を取り出せば、出汁の完成です。

 

出汁の完成

 

3 出汁を元の鍋に戻して、お好みの具材を水分のあるものはしっかりときってから、入れていきます。

 

具材を入れる

 

煮たさせたら最後にお味噌を少しづつ溶かして入れれば完成です。

 

味噌を入れる

 

美味しい味噌の完成

 

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【豆知識】味噌汁の美味しいパワー!カロリーと塩分、隠し味を探求

味噌汁

味噌汁は代表的な家庭料理です。各家庭で味わいが違い、食文化の奥深さを垣間見ることができます。

 

使われる味噌は地方の風土によって素材や熟成期間が異なることから、それぞれカロリーに差があり常温で作られる特性上、塩分の加減も作られる土地の気候によって違うのもポイントです。

 

その昔、味噌汁は胃薬としても重宝される万能薬の役割を果たしてきましたが、その由来どおり沢山のビタミンやミネラに富んでいます。

 

含まれる成分には赤血球や細胞の生成を抑制する効果が見られるほか、赤味噌では腸内環境を整えるメラノイジン、白味噌では空腹中枢を正常にするギャバなども含有しています。

 

味噌汁の塩分やカロリーをセーブするために

塩分について

味噌に含まれる塩は舐めてもわかるように量が多めです。米こうじと大豆3キロの分量に対して約650gの塩が使われているのです。

 

味噌

 

また塩分の加減は味噌によって違いますが、赤味噌の場合大匙1杯のうち2.3gの塩分を含みます。甘味噌ともいわれる関西の白味噌はみりんや砂糖、水飴などが入ることから塩分も大匙1杯あたり1.5gと控えめになります。

 

塩分が気になる方向けの減塩味噌の場合は大匙1杯に対して1gの塩分量になります。

 

味噌汁の塩分をセーブするためには次のようなことを実践してみるのもよいかもしれません。

 

お味噌の種類を塩分の少ないものに替えてみる

出汁を濃いめにして味噌の量を減らす

食材の持つ旨味で味噌の量を控えながら風味をアップさせる

主菜や副菜などの塩分量を減らすように工夫する

手作りの味噌にチャレンジしてみる

体に良い天然塩を使用した味噌を選ぶ

 

※手作り味噌は作るのも楽しくてお勧めです!

通販などで、大豆と塩、こうじがセットになった手作り味噌キットが入手できます。出来れば地元のお味噌屋さんから取り寄せるのがベストで、同じ気候のもとで作るのでアドバイスなどが参考になります。

 

仕込みに時間を有しますが、作るのはとても簡単です。天地返しといって熟成段階で一度だけ味噌の発酵を進めるために混ぜる作業がありますが、冷暗所に置だけで約半年でオリジナルの味噌が出来上がります。

 

気になる塩分量だけではなく、素材にもこだわれるのでヘルシー志向の方は手作り味噌にチャレンジしてみては如何でしょうか。

 

カロリーについて

味噌汁のカロリーは味噌の素材上異なりますが具なしで約30kcalで、味噌の種類別にみると4kcal前後の差があります。そして同じくわずかにカロリーを前後させる理由に出汁の存在が左右します。

 

煮干し出汁、鰹出汁、昆布だし、椎茸出汁の順にカロリーが多くなりますので、複数を併せた出汁や化学調味料が含まれる市販の出汁は更にカロリーがアップします。またカロリーを上回らないためには具材選びの工夫があげられます。

 

御揚げなど油を使ったものはやめて、カロリーが少なくても嵩増しできるお麩や糸寒天を使うのも一つの手です。

 

この他にもダイエット目的ですと繊維質の多い物が良く、あおさやワカメなどの海藻類やナメコなどのキノコ類サツマイモといった水溶性食物繊維の具材がおすすめです。

 

味噌汁の隠し味

味噌汁の隠し味にお砂糖を入れてまろやかさをアップさせる方法が習慣化している地域があります。はじめはビックリ!な風習ですが加えてみるとたしかに風味良く感じられます。この場合オリゴ糖が含まれる整腸作用のある甜菜糖を使うのが良いかもしれません。

 

お味噌は和テイストでありながら、ミートソースやカレーとも相性のよい調味料であることから、比較的隠し味にはオールマィティーに対応できるといえます。色々と挑戦してみるのもレパートリーが広がって楽しいですね。

 

味噌汁にお勧めの隠し味

一味唐辛子、柚子胡椒、バター、醤油、すりごま、オリーブオイル、ごま油、プレーンヨーグルト、おろし生姜、キムチ、トマトケチャップ、すりおろしニンニク