酵素シロップ作りの手順・流れを紹介

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酵素シロップを作る手順を紹介

それでは、酵素シロップ作りの手順についてご紹介して行きたいと思います。

 

今回材料として使うのは、リンゴと上白糖(白砂糖)です。

 

酵素シロップの材料

 

1.材料を洗う

まずリンゴを洗っていきます。

 

水道水を使って洗い流すのではなく、一晩おいたお水を使って軽く洗い流してキッチンペーパーなどで水分を取っておきます。

 

リンゴを洗う

 

2.材料を切る

次にリンゴを適当なサイズに切っていきます。

 

あまり大きく切ってしまうと、あとで混ぜにくくなりますので、下記の写真くらいの大きさ程度でいいと思います。

 

リンゴを切る

 

3.材料の重さを量る

次にリンゴの重さを量ります。

 

酵素シロップを作る際に、材料と上白糖の分量の割合は、1:1.1がもっとも発酵しやすいと言われています。

 

まず材料であるリンゴの重量を量りますと、462gでしたので、上白糖は462g×1.1なので、約510gになります。

 

材料の重さを量る

 

砂糖をケチって少なくすると、発酵しにくくなり、カビが生えやすくなりますので、分量は守りましょう。

 

4.材料を容器に入れる

材料を入れる容器は、容器の口が材料を手でかき混ぜることができる大きさにものを選びます。ちなみの今回使っている容器は、梅酒などを作る2リットルのガラス容器です。

 

容器を用意する

 

最初に上白糖を下に敷きつめてから、リンゴ→上白糖→リンゴ→上白糖→リンゴと3〜4層くらいで最後に上白糖を被せます。

 

まず砂糖を入れる

 

次にリンゴを入れる

 

材料の容器入れが完成。

 

※発酵助成剤があるなら最後の上白糖を被せる前に発酵助成剤を加えておきましょう。

 

容器の口は空気が入るように、開いたままにしておくか、虫や埃などが入らないか気になる方は、ガーゼを置いて輪ゴムなどで絞っておきましょう。

 

ガーゼを被せている容器

 

5.毎日かき混ぜる

手についている常在菌を利用して発酵させていきます。

 

石鹸を使うと常在菌も洗い流してしまう恐れがありますので、手を洗う際に石鹸は使わず、丁寧に流水で洗い流してから、毎日素手で1日1〜2回かき混ぜます。

 

あと手に怪我をしている時は雑菌などがついている場合がありますので怪我をしていない手でかき混ぜましょう。また体調が悪い時は、常在菌が弱っている場合がありますので、家族などに協力して代わりにかき混ぜてもらいましょう。

 

材料を混ぜる

 

混ぜ方については、1〜3日目くらいは下に砂糖が沈んでいることがありますので、下から上へ材料全体を空気に触れさすようなイメージで10〜20回かき混ぜます。

 

6.その後の経過

夏場は1週間くらい、冬場は2週間くらいで完成します。
特に夏場は温度が高く、腐敗しやすいのでこまめにチェックしておきましょう。

 

リンゴの酵素シロップができるまでの経過

 

リンゴの酵素シロップが完成

 

細かな気泡のようなものが出て、かき混ぜた後にシュワシュワっと音がしてくるくらいが完成の目安になります。

 

※ただし気温や材料など条件によって気砲やシュワシュワと音が出ないこともあります。

 

7.容器に移す

あとはボウルとこし器を使って容器に移せば完成です。

 

リンゴの酵素シロップのみを取り出します。

 

リンゴの酵素シロップを容器に移します。

 

酵素シロップの保管場所は、密封せずに直射日光が当たらない冷暗所に置いておくか、夏場などは密封せず冷蔵庫に入れておきましょう。

 

容器に移し終えたリンゴの酵素シロップ

 

リンゴの酵素シロップの保管について

 

8.翌日確認してみると…

容器に移した翌日に確認してみると、回りに気泡がたくさん付いています。

 

気泡がいっぱい付いている容器

 

発酵し続けているということですね。

 

 

次のページでは…

メタボーが実際に失敗した体験を元に、気をつけたいポイントについて手順に沿ってお伝えしています。

 

酵素シロップの作り方【失敗編】


 

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