腸内環境を良くする為に!食べ物について知っておきたい事まとめ
食べ物は腸内環境をダイレクトに左右します。ビタミンやミネラル、食物繊維の不足。過剰な動物性タンパク質や糖分の過剰摂取など、古来の日本食文化が失なわれつつある現状では食べ物に気を使うのが懸命です。
腸をあきらかに不健康に陥れる食べ物は避け、腸を活動的に働かせる元気食材を積極的に食べましょう。
腸内環境に良くない食べ物について
インスタント食品、ジャンクフード、お肉・・・。コンビニなどで気軽に食べられるスタイルも相まって、ついつい食べ過ぎていませんか?
これらはコレステロールを増やすばかりか過剰摂取を続けることで、体内の脂肪が分解できなくなり腸内環境を明らかに悪い方向へと傾けます。特に焼肉など誘惑の多いお肉には要注意です。
確かに体を作る機能もあり有用な食べ物ではありますが、やはり食べ過ぎは禁物です。腸内に栄養が行き渡る前に胃で吸収され、便の量が減少してしまうのです。
酵素も分泌されず、代謝機能も下がってしまいます。その他に上げた食品も然りです。
便量が少なくなるということは体内の毒素や老廃物を排出されない状態を示しているのです。やむを得ず腸内環境に悪い影響を与える食べ物をいただく場面に遭遇した場合には沢山のお野菜や果物発酵食品など腸の働きを高める食材を摂取するように心がけましょう。
腸内環境を改善する食べ物について
食物繊維の豊富な食材や発酵商品は腸内を元気にする食べ物です。意外に知られていないのが、フコダインやキノコ多糖体、ポリフェノールを含む食品です。
フコダインは水溶性食物繊維を多く含む海藻にみられる成分ですが、癌細胞を自滅させる強い免疫細胞も備えていることから腸内の悪玉菌を減少させる効果が期待できます。
キノコ多糖体はキノコ特有の成分で、白血球にダイレクトに働きかける作用から抗腫瘍効果も得られる心強い健康食品です。
また、ポリフェノールは言わずと知れた強い抗酸化力がありますが、これにより腸管免疫機能がスムーズに活動できるようにサポートして綺麗な腸内環境を形成します。
脂肪蓄積抑制作用も含まれるので、お肉などを食べ過ぎる傾向にある方はポリフェ―ノールを多く含むリンゴなどをデザートに召し上がるのも良いかもしれません。
食物繊維が豊富で腸に良い食べ物
インゲン豆、バナナ、干し柿、さつまいも、ひじき、あずき、きな粉、ごぼう、オクラ、きくらげ、干ししいたけ、乾燥わかめ、切干だいこん、甘栗、リンゴ、アーモンド、納豆、黒豆、黒ゴマ、くるみ、ニラなど。
デトックス食のすすめ
食べないことは便を作らないのでよくないことです。しかし、プチ断食を取り入れたデットクス食は消化吸収で疲れた腸を休ませる効果があるのでお勧めです。
プチ断食と言っても全く食べないのではありません。朝食を酵素ドリンクとバナナなどにして、残りの2食をお野菜や果物のワンボールサラダでたっぷりと頂くのです。
少し腸が重たいと感じたときや週末に一日だけ行う方法なので、いやになることがなく実践しやすいスタイルです。翌日に身体の浮腫みも取れてスッキリと体の中からリセットされるような感覚があり新鮮です。
プレーンタイプのヨーグルトにアーモンドの刻んだものと蜂蜜をトッピングしたデザートを添えれば美肌にも最適です。
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