冷え性と朝ごはんの関連性とは?デトックスを意識することが大切!
朝ごはんちゃんと食べていますか?朝食を摂ることは健康効果においてNGだったり、推奨されたり賛否両論です。
冷え性では朝ごはん推奨派の食べることで、体を温める熱を産生できるといわれています。
冷え性の朝ごはんの役割
就寝中、ホルモンの働きが盛んな体は朝になるとエネルギーが不足して体温が1日のうちで最も低い状態です。このため、朝ごはんを食べることで血糖値が上り熱が産生されて体温が上昇します。
朝ごはんを食べない人、食べる人の実験統計を調べたところ、食べない人は体温が低く記憶能力が著しく低下しているという結果が出ています。
日中になると体温は活動によって自然と上昇していきますが、子供や冷え性傾向の方は朝ごはんを食べる必要があるといえます。
しかし、食べ過ぎは禁物です。栄養バランスを考えた朝食を摂るようにして、体内時計をリセットしましょう。
体がデットクスする時間
朝ごはんを食べない方が冷え性を改善するという声も最近高まっています。これは体の臓器が前日から持ち越した老廃物や過剰摂取した食物を解毒排出=デットクスするため、朝ごはんを食べることでデトックス作用が阻害されてしまう説によるものです。
そしてこのデットクスには時間があり、深夜3時から早朝5時までは肺のデットクス。朝7時から9時までは胃のデトックス。9時から11時までは膵臓のデットクスというように、臓器ごとでデットクスの時間が異なりますので、朝9時から11時までの食事はタブーになります。
冷え性にデトックスが効果的な理由
デットクスの役割を考えたとき、体内に停滞する過剰脂質や老廃物、毒素を排出する大切な機能であることは広く知識として浸透しています。
冷え性は血行不良と代謝退行が相乗して発症しますが、もとを辿っていくと体内に停留した毒素や老廃物が血管の流れをはじめとする身体機能の働きを阻害することにより自律神経を乱して、体温を低下させる現象を引き起こします。
このことから、冷え性対策には体内の老廃物をスッキリと排出させるデトックスが大切との見方があります。
一見して体を冷やすと言われる生野菜は、酵素の力も強くデットクス効果の強い物です。ある本に興味深い記事がありました。
「生のものを食べると体が冷えるというが、動物は生のものを食べているのに不健康ではない。生の食材を常食する動物が冷え性にならないなら、人間も大丈夫ではないか?むしろ加熱した野菜を動物に与えたら、体調をくずしていた」
たしかにこの文を読むと一理あるように思えますね。
デトックスを意識した朝ごはんのすすめ
先ほど朝は身体機能のデットクス時間と記しましたが、冷え性外来のドクターによるとデットクスを意識した朝食を心がければ問題はないとしています。デトックスを意識した朝食とは、消化に負担をかけない朝食という意味になります。
ビタミン、ミネラルを多く含む玄米などの主食に、良質なタンパク質を含む副食、プラスして野菜や海藻を加えたメニューが好ましいとされます。
勿論食べ過ぎはNGです。熱産生のために補う感じが良く、朝から食べることに抵抗がある人の場合、コップ1杯の豆乳を飲むと良いと推奨しています。逆に、陰の要素を持つ食品は一切遮断します。
体を冷やす、朝ごはんに食べてはいけない食品例
- 砂糖が含まれたジュース
- 缶コーヒー
- 卵を1個以上使ったスクランブルエッグやオムレツ
- 菓子パン
- ソーセージ、ハムなどの加工食品
- 小麦粉で作ったパン
- 牛乳
- レトルト食品