さつまいもダイエットに期待できる効果とは?方法&注意点は?
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最近、様々なダイエット方法があり、いざダイエットをしようと思ってもどのダイエットが良いか悩んでしまいませんか?
ここでは、最近話題のさつまいもダイエットについて、さつまいもがダイエットに繋がるメカニズムや方法、注意点などをご紹介していきます。
Contents
さつまいもダイエットで期待できる効果は?
白米よりカロリーが低い
さつまいもは炭水化物で、しかも甘いのでカロリーが高いと感じていませんか?実はさつまいもは、6割が水分でありカロリーもそんなに高くはありません。
白米1杯(150g)のカロリーが250キロカロリーに対して、さつまいもは150g190キロカロリーなのです。主食をさつまいもに置き換えるだけで、カロリー摂取量も低くなります。
食物繊維とヤラピンで便秘解消
食物繊維が豊富なことで有名なさつまいも。実は、さつまいもは食物繊維に加えてヤラピンという成分が含まれていて便秘解消には相乗効果が期待されます。
このヤラピンという成分は、さつまいもを切った時にさつまいもからにじみ出てくる白い液体成分。ヤラピンは体の中でも腸の中で力を発揮し、腸の運動を活発にして溜まった便を柔らかくしてくれます。そこに食物繊維の力が加わって、便秘解消に繋がるという仕組みです。
便秘を解消すると、すぐにウエストがサイズダウンするので、結果がすぐに見えて嬉しいものです。
ビタミンCが美肌効果に
さつまいもにはビタミンCが多く含まれています。ビタミンCは、肌のメラニン色素を減らし、シミやそばかすを防ぐ効果や、肌のハリやつやを出す効果があります。
ダイエットに食事制限を取り入れると、栄養が不足して肌荒れなどを起こす方も多いですが、さつまいもに含まれる豊富なビタミンCのおかげでダイエット中も美肌効果が期待できます。
ビタミンCは熱に弱いことで知られていますが、さつまいもに含まれるでんぷんがビタミンCを守り壊れにくくしてくれるので安心ですね。
腹もちがよいので食欲抑制
さつまいもは腹持ちが良いと聞いたことはありませんか?この理由はさつまいもに含まれているクロロゲン酸という成分が関係しています。
クロロゲン酸は、糖質の吸収がゆっくりなので、体の中に入ったさつまいもの消化吸収に時間をかけてくれます。消化がゆっくりなので腹持ちがよくなるのです。
むくみ予防
さつまいもにはビタミンCの他にカリウムも多く含まれています。カリウムは体の中の塩分を排出する働きがあり、塩分を排出することで体がむくみにくくなります。むくみが気になる方もむくみ解消を目的にさつまいもがおすすめです。
さつまいもダイエットってどんな方法なの?
さつまいもダイエットとは、お昼か夜の主食(白米やパン)をさつまいもに変えるだけ。白米1杯はだいたい150gなので、置き換えるさつまいもも150gにしましょう。
さつまいもダイエットは主食をさつまいもに置き換えるだけなので、おかずはいつもと同じように食べても大丈夫。また、食事の中に取り入れるのはもちろん、間食にさつまいも食べるのも効果的です。
さつまいもダイエットを実践する上での注意点は?
置き換えるのは1日1食
白米やパンなどよりカロリーが低いからといって毎食さつまいもに置き換えるのは危険です。白米やパンの中にも、1日に必要な栄養素がしっかり入っているので1日のうち2食は白米やパンを主食にしましょう。
おかずもしっかり食べましょう
主食をさつまいもに置き換えてカロリーを抑えても、栄養のバランスが整っていないとダイエットどころか体調を崩してしまいます。さつまいもは主食に置き換えるだけで、おかずはいつものようにしっかり食べましょう。
皮もよくかんで食べましょう
さつまいもの皮のまわりには、ヤラピンを含めた栄養素がたくさん含まれているので皮も食べましょう。蒸したり煮たりすると柔らかくなって食べやすくなりますが、やわらかくなったとしてもよく噛んで食べましょう。
皮が大きいまま飲み込んでしまうと、消化されにくく腸の中で固まってかえって便秘に繋がってしまいます。さつまいも以外のどの食品でも、よく噛むことで消化しやすくなるので普段からよく噛む習慣を身に付けると良いですね。
調理方法に注意
さつまいもダイエットに取り組む時にはさつまいもを蒸したり焼いたりして食べることがおすすめです。
飽きた時に違う調理法を考える時には要注意。大学芋やスイートポテトなど砂糖を多く使ったり、カロリーが上がってしまうのでダイエットには向きません。また、油で揚げるのもカロリーを上昇させてしまします。
調理する時は他の食材と一緒に煮たり、味付けに気をつけましょう。
食べすぎには注意
さつまいもは甘いのでとても食べやすいと感じます。食べやすいことから飽きにくい食品でもありますが、つい食べ過ぎてしまっては逆効果です。
置き換える時は、必ずいつものごはんやパンと同じ量にしましょう。
まとめ
さつまいもは1年を通して手に入りやすく、価格も安いのでダイエットに取り入れやすい食材です。甘くやわらかい食感なので食べやすいので無理なく続けるにもぴったりです。
しかし、どんなダイエットでも栄養のバランスをしっかり整えて健康的なダイエットを心がけましょう。ダイエット方法はさつまいもだけではありません。取り組んでみて、きつかったら他のダイエット法に切り替えるのもおすすめです。
辛い思いをしたり、ストレスが溜まってしまうと逆効果です。自分の体に合った、楽しめるダイエットを見つけてください。