お餅ダイエットって食べるだけでOK?実践前に知っておきたい事
ダイエットの食材選びに欠かせない条件は、腹もちを良くして食べ過ぎをセーブできる食材であるか?という点です。
そこで、目を向けたいのが正月食材で全国的にお馴染みのお餅です。モチモチ食感の本家であるお餅は、食べ応えがあるだけではなく腹もちが大変良いので、次の食事までの空腹感が緩和されます。
美味しいのでついつい食べ過ぎてしまいますが、量を加減してディリーな食事メニューに是非取りいれてみましょう。
食べ過ぎなければカロリーは問題なし!
お餅ダイエットは主食の代わりにお餅をいただくというスタイルが主流です。よくお餅は太るとのイメージが世間に出回っているので、カロリー面が若干心配ですが、切り餅1つで約118kcalで、2つでほぼお茶碗1杯分に相当します。
ですので毎回の食事量としては1つにして、その分浮いたカロリーをお野菜などに回すと食材の種類を多く摂取カロリー内で食べることができます。
時折、効率的だからと毎食お餅のみを食べるという手荒な!?ダイエットに挑む方もみえますが、腹持ちがよく空腹をしのげても後々になって肌荒れなどの栄養失調が現われるので、やめておきましょう。
ダイエットの基本はバランスよくしっかり食べることです。
気になる栄養について
お餅はシンプルな出で立ちですが、なかなか栄養豊です。仕事疲れの体を癒すビタミンB1と、利尿作用から浮腫みを改善するカリウムが特に豊富なのでサプメント機能が期待できます。
また、体温を上げるので冷えを改善して、脂肪燃焼を高める効果もあります。
お餅に含まれる栄養成分
・炭水化物
・タンパク質
・ビタミンB1
・カリウム
・銅
・マンガン
・亜鉛
・パントテン酸
・リン
軽井沢に向かうときの立ちよりスポットにしげの屋という峠の茶屋がありますが、力もちが有名です。群馬県と軽井沢を繋ぐ碓氷峠を越えるためには体力が必要で、大根おろしを添えたち力もちを食べて昔の人々は峠を越えたのです。
出典:tabelog.com
お腹が空腹では力は出ません。お正月の特別な存在であるお餅が、古くから力を授ける食材として崇められてきた背景が頷けます。
粘り成分アミロペクチンが腹もちの良さの秘密
お餅は血糖値を安定させる働きがあるので、腹もちが良いのが特徴です。この秘密はお餅の伸びで実感できる粘り成分に隠されています。
粘り成分はアミロペクチンと呼ばれるもので、消化酵素で分解されにくい性質を持つことから血糖値上昇の緩やかなカーブを描く消化スピードをもたらすのです。
ダイエッターの中にはアミロペクチンの消化スピードを利用して、お餅をすりおろして他の食材と調理し、腹もちの良いレシピを作っていらっしゃる方もみえます。
出典:cookpad.com
小腹の空きやすい3時のおやつの時間に食べても良さそうですね。その場合、トッピングでカロリー過多にならないように気を付けましょう。