バターコーヒーを作る際に大切な材料選びのポイントと正しい頂き方

バターコーヒーと聞くとコヒー専門店で頂く、深煎りした上質なコーヒー豆に良質な無塩バターをコーティングしたバター焙煎が頭に浮かびます。
しかし今、ダイレクトにコーヒーにバターを入れるスタイルのバターコーヒーが注目を浴びています!それは優れたダイエット効果があるという体験談がぞくぞくと寄せられているからです。
そもそも、コーヒーにバターを入れるスタイルはアフリカ由来の栄養補助における食文化が生んだ歴史を持つものですが、コーヒーの抗酸化力とエネルギー源であるバターの組み合わせから身体構造上において実に有意義な働きと効果があることがわかってきています。
アメリカのセレブダイエッターも推奨のバターコーヒーとは?
ダイエットに向けたバターコヒーは、朝食の代わりにバターを入れたコーヒーを飲むいわゆる置き換えダイエットのようなイメージです。
効果の背景にはコーヒーに含まれるポリフェノールで代謝を良くして、さらにバターの脂肪分で腹もちが良くなる利点を生かしてダイエットに繋げる働きが広く浸透しています。
流行に火をつけたのはアメリカの有名IT企業家ですが、チベットのバター茶からヒントを得たもの。メンタルと身体のパフォーマンスを共に上げる効率的な方法として考案した、究極の朝食スタイルであるとしています。
実際に考案者自身が50kg近いダイエットを特別な運動習慣などを抜きにして成功させ、更にIQレベルも20ポイントも上昇させた効果から、セレブダイエッターにも絶大な支持を得る効果的なダイエット法として確率しつつあります。
コーヒーの選び方は?
コーヒーは良質な素材を選ぶことが大切です。オーガニックで、生産工程がしっかりとしたピュアな状態の豆を使いましょう。
抗酸化力が強く免疫系統を増強する働きが期待できるコーヒーですが、豆によっては農薬の使用や粗雑な生産工程であるものも多く有害物質・マイコトキシンを含む可能性があります。このマイコトキシンは体の調子を悪くする働きがわかっていますが、胸やけや頭痛・胃痛など飲んですぐに症状を現す面もあるので注意が必要です。
挽いた感じがインスタントコーヒーっぽい粒状で香りに持続性がなく、色味もやや薄いパサパサとしたものは避けたほうが無難といえます。
できるだけ生豆を取り扱う専門店で、焙煎したてを購入する際に挽いてくれるスタイルのコーヒー豆を使うようにしましょう。きちんとした豆はコレステロール値を正常化にするなど血管を元気で丈夫にする作用が期待できますので、体脂肪を燃焼する体内メカニズムを自然と向上させます。
バターの選び方は?
バターは日本においては悪玉コレステロールの素である印象が大きいものです。このことからも、一日の始りを活動的に導くバターコーヒーのバターはやはり特別なバターの使用が前提となります。
そのバターとはズバリ、グラスフェッドの無塩バターです。聞き慣れない名前ですが健康に気遣う方やバター焙煎ではお馴染みのバターで、牧草地の広がる豊かな自然環境の中で育った牛から作られたバターをさします。
地面に生える牧草を食べたいときに食べ、本来あるべきスタイルで育てられた牛のバターは添加物を含むバターとは一変して、健康効果に長けたα-リノレン酸である必須脂肪酸を豊富に含みます。
このため体に悪影響を与える悪玉コレステロールの産生リスクがないとされ、むしろ良質な脂肪分であるのでしっかりとエネルギー消費して、体脂肪を蓄積させない代謝活性作用を持ちます。まさに必須脂肪酸は主食であるフレッシュな牧草が齎した恩恵であり、人が生存するうえでなくてはならない生理活性物質の合成を担う大切な成分なのです。
ただしグラスフェッドの無塩バターは日本では手に入りにくいことから、アマゾンや楽天市場で購入可能なブレスAOCバターが近いので、こちらを選ぶようにしましょう。
正しいバターコーヒーの頂き方
さて、ここまでバターの話を長々しましたが、バターコーヒーはコーヒー1杯に対して無塩のグラスフェッドバターをテーブルスプーン1杯分入れるのが正しい頂き方になります。そして、このバターコーヒーを朝食代わりに毎朝2杯飲むのです。
テーブルスプーンは取り分け用の大き目のスプーンですが、日本ではあまり浸透していません。ティースプーン3杯がテーブルスプーン1杯と同量になりますので目安にしましょう。
バターコ―ヒーを飲むだけではいけません!
どんなに効果の見られるコ―ヒーであっても、エクササイズの必要性がなくても、バターコーヒーによるダイエットには大切な定義があります。
考案者であるIT企業家は並行してライフスタイルのクオリティ全般を高めることと、食生活を整える必要性を次のように掲げています。
・良質な睡眠を確保する。
・体力や脳の活性化に務める。
・精神を常に安定したものにする。
・グラスフェッドの肉を摂取して、炭水化物を控える。
・塩分を摂りすぎないようにハーブなどで調味料を工夫する。
・1日の食事量のうち5割はカロリーと脂肪、2割はプロテイン、3割は野菜にと配分量を調整する。