ダイエット中に鍋料理を食べる際に覚えておきたい5つの心得
ダイエット中の食事にもうってつけの鍋料理は、カロリーを自在に調節しやすいお料理です。
嵩のある野菜もぺろりと食べることができるので、食物繊維を十分に摂れて満腹感を得られるだけではなく腸内環境も改善する優れた存在です。
脂肪燃焼を促す食材や、体を温める食材など、ダイエットを効率的に促す食材どうしを組み合わせれば更に充実した内容の鍋が作れるので、飽きなく鍋料理を楽しめられます。
鍋料理はとても簡単に作れる料理ですが、ダイエット中においてはダイエットに適した手順を踏まえたうえで作ることが大切です。
基本となる心得をベースにして、ダイエットに特化した幅広い鍋料理ができるように目指しましょう。
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心得1.野菜を沢山使うこと
お野菜は生活習慣病を予防する効果もあることから、量を必然的に多くして積極的に食べたい食材です。
そして季節に出回るお野菜を使うのが理想です。旬のものには、その時期における体に必要な成分を沢山含んでいて、身体機能が効率よく働くように促すパワーを兼ね揃えています。このため、代謝もスムーズになるので、脂肪燃焼効果も促進されます。
心得2.鍋の最後に炭水化物でしめない
鍋と言うと、具材を食べ終えたあとに雑炊などにして濃縮したスープを頂くのがオーソドックスです。
しかし、ダイエット中では炭水化物は積極的にとることは極力回避したい食材です。お野菜を沢山食べたあとなので大丈夫のように思えますが、ご飯もうどんも入れるのは我慢しましょう。
どうしても締めがほしいときには、寒天やこんにゃくで出来たダイエット麺を使うのがお勧めです。
ただし、スープを飲む量はほどほどにしておきましょう。スープは意外にカロリーを最後の最後で摂ってしまいやすいので要注意です。
心得3.良質なたんぱく質も忘れずに
お野菜だけも満腹感があるので、シンプルな具材の鍋料理を徹底する方も見えますが、ダイエットの基本はバランスよく栄養を摂ることです。
遠ざけがちなお肉も体を作る上では有用な成分になりますので、脂身のない良質なたんぱく質であるお肉や野菜も適量加えるようにします。
鶏のささみや、胸肉、白身のお魚がヘルシーです。赤身のお肉も推奨されていますが、やはり鍋には淡泊な鶏肉などが良く似合います。
心得4.食物繊維をしっかりとりましょう
食物繊維のダイエットに占める効果は、ウェイトの大きい存在です。心得1の野菜をふんだんに使う事柄に共通する内容ですが、積極的な摂取がサイズダウンへの道のりを狭めます。
えのきやなめたけ、しいたけなどをメインにしたキノコ鍋や魚介風に鍋の仕上げにワカメを加えるのもお薦めです。
体の健康は腸内環境が物を言います。食物繊維をしっかりとって善玉菌を優勢にして、腸管免疫機能を増強しましょう。
心得5.食べるときには常にダイエットのための意識を持ちましょう
どんなにダイエットに特化した食材を用いても、食べる時間が遅かったり、食べる量がセーブできなければ効果は半減してしまいます。
満腹感を得る食べ方のルールを守り(食物繊維などお腹を満たす食べ物から食べる)食べ過ぎをなくしましょう。
そして食事は就寝の3時間前までには済ませます。可能ならば夜8時以降に食べることを持ち越さないようにしましょう。
シンプルな鍋料理はついつい食べ過ぎてしまうものです。
一工夫のお勧めとしては、おからをいれることです。お茶碗に軽く半分ぐらいの量を入れるだけでも、かなりの満腹感です。とろみがつくので冷めにくく温かな美味しさを余すことなくいただけます。
また、食材量もセーブできるので、kcal制限にも貢献できます。