冷凍保存をする際に知っておきたい4つのポイントとメリット
葉物野菜を冷凍する方法としましては、良く水洗い後にカットして水気を切り、生のままフリーザーパックに入れて冷凍するのがもっとも簡単な方法です。
さらに葉物野菜を上手に冷凍する際の知っておきたいポイントを4つご紹介しておきます。
ちなみに1〜3までは、葉物野菜だけでなく果物を冷凍保存する際にも有効なのでぜひ実践してみてください。
マイナス18℃の状態へ30分以内にすることがポイントです。
最近では急速冷凍機能がついた冷蔵庫が多いので簡単に上手な冷凍が行えます。ない場合は冷凍機能の調節を凍るまで強にしておきましょう。
心配なようでしたら、アルミパットにラップした野菜をのせて、更にあるにアルミホイルをかぶせると均一に冷気が伝わります。
冷凍保存は空気に触れないことが鉄則です。ラップでぴっちり包んだり、冷凍保存袋にいれるときには空気を入れないように気を付けましょう。
また、嵩を作った状態ですと空気を含みやすいので、平にして空気が入らないように工夫します。
一回で消化できるものは冷凍保存袋に入れるだけで構いませんが、少量使用のものは冷凍庫から出す度にまたしまうので酸化が進みやすくなります。
ラップで一回分量に小分けしてから冷凍保存袋に入れましょう。
ブランチングした葉物野菜は忙しい朝などにはとても重宝します。ただ、加熱しすぎは解凍時にドロドロになりやすく、栄養価も下がりますので葉物野菜では熱湯に10秒を目安に引き上げましょう。
※ブランチングは茹でるだけではなく、ラップをしてレンジで加熱するのもお勧めです。
冷凍した葉物野菜のメリット
野菜の組織細胞の劣化や破壊を防ぐ
保存中の成分の酸化や酵素の反応を抑制するので変質や変色を防ぐ
細菌の繁殖を防ぐので、安全に食べられる
調理時間が短縮できる
お料理の味馴染みが良くなる
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