満腹中枢と音楽の関連性とは?幸せホルモンが放出される音楽

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満腹中枢と音楽の関係とは?

音楽が満腹中枢にどの様な影響を及ぼしているのか、関連性についてご紹介します。

 

音楽のテンポには満腹中枢を乱す働きがある

カフェ

米大学の心理学研究者の発表によりますと、音楽のテンポ(Beat Per Minute)が違う、音楽をカフェで流し、食事のスピードが左右されるかという実験をしたそうです。

 

この実験結果で、BPMの速度が速い音楽を聴いていたグループは、BPMの遅い音楽を聴いていたグループよりも沢山食べていたことが判りました。つまりテンポの速い音楽をBGMにして食事をしたりすると、満腹中枢になかなか命令がいかず、食べ過ぎてしまうという事が判明しました。

 

また音楽の速さだけでなく、照明の明るさも満腹中枢に影響があるそうです。

 

お客さんの回転率を上げたいお店では、照明を明るくしアップテンポの流行の曲をかけて注文をしてもらい、短時間でお客さんに帰って頂きます。満腹中枢が刺激されると言われる30分までに、既にお客さんが食べ過ぎてお腹一杯になるのを狙っての事です。

 

パチンコ屋の照明が、眩しいぐらい明るくうるさいぐらい音楽がかかっているのは、満腹中枢を乱す原理とほぼ同じです。

 

何故レストランで食事をすると落ち着くのか

レストラン

お客さんに心地よい居場所を提供したいお店では、クラッシックやジャズをBGMがかかっていて、照明を落とし、席もゆとりを持って配置しています。これらの店にかかっているBGMは、BPMが緩やかで、満腹中枢が正常に働く作用があります。

 

カフェに行くと落ち着いて勉強や仕事ができるという方はこのような作用です。その中でもモーツアルトの曲が、音楽の中でも満腹中枢に働きかけると言われています。

 

満腹なのにまだ食べたいという別腹行動や、食べた後に気持ち悪いという事がおきないのが何よりの証拠です。満腹中枢を正常に働かせるには、音楽という環境要因も大事だという事です。

おすすめの音楽ジャンル

クラッシック

大脳皮質から幸せホルモンと呼ばれるセロトニンやオキシトシンを放出する作用は有名です。

 

クラッシクを食事中に聞くことで幸せホルモンからハッピーな気持ちに包まれた心は満足感でいっぱい。この精神的作用がお腹も一杯な感覚をもたらすという事です。

 

暗くなる曲

演歌が良いとされています。元気そうに見えて、夏であっても年末のしんみりとした寂しさを感じさせる演歌。その哀愁漂う暗さが食欲を抑制する作用に貢献するといいます。

 

カントリーミュジックも然りだそうです。

 

一説によると明るくなりたいときは逆に暗い歌をとことん聞いてから明るい曲を聞くと、気持ちがパッと明るくなるといわれますが、食欲に関しても同じなのか気になるところです。

 

自分の好きな音楽

総合的なまとめのような見解ですが、好きな環境下が先に触れた幸せホルモンが最も放出されるので、満足度は一番大きいところがあります。そのため、食欲に気持ちが走らず食べる気持ちを抑制できるのかもしれません。この説が一番正しいと思われます。

 

幸せホルモンが沢山出そうなお勧めCDを紹介します。

 

PAT METHENY GROUP/THE WAY UP

prettyworld/onolisa

世界の車窓からNext Journey/溝口肇

FOREVER BY THE SEA/DEBUSSY

 

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