成分内容や飲み方について
亜麻仁油とは古代エジプト時代から受け継がれている、種子の強い抗酸化力を持つフラックスシードオイルです。油でありながら健康を増進する理想の飲み物とも言われ、無味無臭ですが食品の味わいをまろやかに美味しくします。
これまで日本ではあまり知られていませんでしたが、青魚と同じDHAの成分があることで注目を集め妊娠中に摂取すると頭の良い子が生まれるとの理由から、人気が広がり始めました。
以後、更に亜麻仁油の優れた健康効果が証明され、アンチエイジングからメタボリックシンドロームの予防にと多岐に亘った効果が期待されています。
スーパーでも気軽に入手できるようになりましたので、一度試してみるのもよいかもしれません。
亜麻仁油の種類について
種子の色によってブラウン種(褐色)とイエロー種(黄色)に分けられるようですが、栄養については大きな違いはありません。
ブラウン種(褐色)
食用や工業用として一般的に使われている亜麻仁油。
イエロー種(黄色)
風味に優れている品種。
亜麻仁油の成分について
亜麻仁油にはオメガ−3であるα−リノレン酸が豊富に含まれ、食することで体内でDHA、EPAに変換されて健康効果が得られる作用が広く知られています。
ゴマに類似した感覚がありますが、成分構成の面から見るとゴマ以上の栄養価が期待できます。
ゴマと比較すると、メインであるα−リノレン酸は150倍量。食物繊維は2倍量。抗酸化物質であるリグナンは0.7倍量であることがわかっています。
亜麻仁油の成分内容
脂質
α−リノレン酸
リノール酸
オレイン酸
リグナン
水溶性食物繊維
不溶性食物繊維
実際の摂取量について
亜麻仁油の摂取量については具体的には言及されていません。
厚生労働省の健康指針ガイドによるとオメガ6と相対したときに4:1程度の目安になっていて、オメガ3として扱うと1日約3gの摂取が望ましいとされています。軽量スプーンに換算すると大さじ1杯といった感じです。
某有名シェフが亜麻仁油が大好きで毎日かなりの量を消費しているようですが、食事のバランスさえきちんと考えていれば量はあまり気にしなくても良いとコメントしています。
それは亜麻仁油に含まれるα−リノレン酸が体内で変換される最終段階で、エネルギーを消化する生理活性物質になる経緯によるものです。そして知らず知らずのうちに口にする様々な食品から、脂肪蓄積に繋がる油を摂取しているので、むしろ良質の亜麻仁油を沢山摂取すべきであるともコメントしています。
摂るタイミングについて
亜麻仁油を摂るタイミングは、やはり食品の一環として食事中に頂くのが一番です。酸化しやすい特徴を持つので、そのままでいただくスタイルになり食前や食間に飲む方がみえますが、NG行為です。
油だけの摂取になると消化が良くない上に、胃腸などの消化器官が食品として受け付けないので酵素の働きも活性せず体内に栄養価として吸収されずじまいになるのです。
お味噌汁に入れたり、納豆や冷奴にかけたり、ドレッシングがわりにしたりと、くせのない味わいなので毎日の食事のお供にして食する習慣を定着させましょう。また、良質な油分はお料理をまろやかにして旨味も風味も高めますので、一度使うとくせになりそうです。
メタボーが選ぶ!亜麻仁油ベスト3
5年連続ベストサプリメント賞の快挙を達成したOM-Xから発売の亜麻仁オイル配合サプリ。液体のオイルだと味が気になったり、摂るのが面倒という方でもカプセルタイプなので手軽に摂ることができます。また亜麻仁オイルを含め、普段摂りずらい計8種類の植物油がバランスよく配合されているのも魅力です。 |
亜麻仁油とサチャインチオイルをブレンドし抽出されたオメガ3系オイル配合の商品です。100%非加熱製法で抽出し、さらに分包タイプになっていますので、瓶タイプのように酸化することなく新鮮なオメガ3オイルを摂る事ができます。 |
ニュージーランド産の亜麻の種を低温圧搾して作られた亜麻仁油で、読者モデルの田中里奈さんがイメージモデルをしており、若い女性の間でも人気の商品となっています。味に関して少し苦み(ポリフェノールの影響?)はありますが、お試しセットを用意していますので、まずは一度自分好みの味なのか確認をしてみては如何でしょうか。 |