体臭や口臭との関連性について
人と接するうえで最も気になるエチケットに体臭や口臭があげられます。
歯磨きをきちんとしても、なぜだか口臭が気になってしょうがない。体も清潔にして消臭成分配合のボディスプレーをしているのに、自分自身でも体臭を感じる。
原因に心当たりがないのに・・・・。
このような症状があると、もしかすると、それは体内酵素が不足していることが原因かもしれません。
なぜ、酵素不足が体臭や口臭をきつくするの?
酵素は摂取した食物を身体機能の各機能で効率よく吸収してエネルギー消費させる、無くてはならならない成分です。しかし、仕事で無理が続いたり、明らかな生活習慣の乱れがあったりと、マイナス因子が多くなるとてきめんに酵素が不足傾向に傾きます。
これは活性酸素を追いやるパワーが消失しているからです。
最近知られる酵素にスーパーオキシターゼといわれる酵素が不足することで、口臭や体臭を招くとされているのです。
これは先に挙げたマイナス因子の生活習慣が祟って、免疫機能が低下して酵素が有用に働かなくなったことが主原因となっています。
恐ろしい腸内環境
免疫が低下すると全身が衰えていきます。消化器機能も上手く働かず、摂取した食事もきちんと消化されないので、最終的に腸内に残存するのです。よく十二指腸潰瘍に罹られた人が口臭がきつくなると言われますが、同じような原理が考えられます。
胃が本来のように消化機能としての役割を果たせない状態なので、食べたものが腐敗するだけではなく食欲も低下することから胃液を更に分泌して、胃を完全に荒らしていまうのです。この結果腐敗臭が立ち込めて、呼吸のたびに呼気と連動して、独特の酸っぱいような口臭を放つのです。
では、体臭ではどうでしょう。体臭の場合は生活習慣病への移行の懸念が赤信号であるので、更に厄介です。
腸内にたどり着いた未消化の食物がそのままの状態になって、蠕動運動も微動だにしない環境から頑固な便秘を発症して、どんどんどんどん、不要物質が腸内に蓄積するからです。
このようになると、まず起きるのが悪玉菌の暴走です。腸内には善玉菌と悪玉菌、日和見菌の3種類の常在菌が住んでいますが、便秘のような悪環境下では悪玉菌のエサが豊富になり、善玉菌が影を潜めてしまうのです。そして、日和見菌も悪玉へと加勢していきます。
悪玉菌派はエサを摂取すると、有毒なガスを産生することがわかっています。しかし、便が詰まった腸内ではガスの行き場を失い、本来栄養を送り込む腸壁が有毒ガスを吸収して血液内に放出するのです。血液からさらに汗腺を通してこの有毒ガスが伝わり、気になるしつこい体臭を放出させるメカニズムが作られているというわけなのです。
一刻も早く改善しましょう
酵素不足による体臭や口臭は、一にも二にも、生活習慣全般を改善することこそが改善に繋がります。
- 食事はバランスよくきちんと食べる。
- 早寝早起きで健康的な時間配分で活動する。
- ストレスを溜めこまない。
- 毎日体を動かす。
- 酵素が活性するように、発酵食品を積極的に摂取するなど。
悪いと思われる生活スタイルは一掃します。生活を改善するのは誰のためでのない、自分のためです。今の生活を満足に生き抜く力を、回復させましょう。
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