コンブチャの種菌(SCOBY)の培養を止めて長期保存させる方法

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SCOBYの培養を止める方法

当分コンブチャを飲まないという場合は、SCOBYの培養を止めて長期保存することも可能です。今回SCOBYの冷凍保存は可能なのかも検証してみましたので、参考にして頂ければと思います。

 

長期保存のやり方について

ガラス瓶に7割ほどのスターターと、基本量の1/10ほどの砂糖、最後にSCOBYを入れて蓋を閉めます。

 

常温で揺れない場所に保存し、たまに蓋を開けて空気を入れ替えたり、砂糖入りの紅茶を入れてあげましょう。

 

SCOBYを長期保存してみた

 

ただし夏場は高温になる為、冷蔵庫の野菜室など涼しい場所で保存しておきます。反対にあまり低温すぎる場所に保存してしまうと、SCOBYが弱ってしまいますので注意してください。

 

冷凍保存はできるのかを検証

冷蔵庫で瓶ごと長期保存となると、どうしても邪魔になってしまいます。

 

そこで、試しにSCOBYを1週間冷凍保存をして、その冷凍したSCOBYを使って、再度コンブチャが作れるようになるのかを検証してみる事にしました。

 

ジップロックにSCOBYとスターターを少し入れて、空気を抜いて閉め、冷凍室で冷凍保存しました。

 

SCOBYを冷凍保存してみた

 

1週間後に、冷凍したSCOBYを砂糖入りの紅茶の中に入れて、再度培養がされるのか様子を見てみることに…。

 

冷凍保存したSCOBYを再度容器に入れている様子

 

SCOBYを容器に入れた

 

1週間放置した後に、容器の中を確認してみると、なんと表面に薄い膜が出来ていました。

 

冷凍保存したSCOBYが培養できました(横から見た様子)

冷凍保存したSCOBYが培養できました(上から見た様子)

 

今回の検証では、SCOBYを冷凍しても、砂糖入り紅茶の中に入れれば、再度培養ができる事がわかりました。

 

ただ冷凍期間によっては培養ができないかもしれませんし、もしSCOBYを冷凍して培養できなくなったとしても責任は取れませんので、SCOBYの冷凍保存をされる場合は、自己責任でお願いします。

 

その後の経過報告

 

2ヶ月ほど経過して、気温が高くなってきた夏前の時期に確認してみると、カビが生えていました。

 

カビが生えたコンブチャ

 

やはりSCOBYが冷凍保存で弱っていたせいなのかなと。冷凍保存後にスターターを多めに入れていれば、もしかするとカビの発生は防げたのかもしれませんが、このような結果になった以上は冷凍保存は止めておいた方がよさそうです。

 

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