酵素シロップ作りを終了する理由について
これまで書籍などを読んだりして見様見真似で、色々な酵素シロップを作ってきましたが、一旦シロップ作りは終了しようかなと思います。
メタボーが酵素シロップ作りを始めた目的は、手の常在菌が発酵することで生成される、酵素や色々な栄養素を摂る事だったのですが、作り続けていくうちに何か違和感のようなものを感じ始めました。
理由はいくつかありますが一番大きかったのは一番目の理由ですかね。
本当に発酵しているのかという疑問
書籍などを見ると、材料と上白糖の比率に関して【1:1.1】という比率になっており、何度かチャレンジしましたが発酵しているのかどうか微妙な感じで、この比率で本当に手の常在菌が発酵しているのかという疑問が残ったままでした。
たぶんこの【1:1.1】という比率は雑菌が繁殖できないような、安全度の高い環境なんだと思うのですが、雑菌が繁殖できないような糖度ということは、常在菌自体も発酵できない環境ということになるような気がします。
そうなると上白糖の浸透圧で材料のエキスのみを抽出しただけの甘いシロップを飲んでいるだけなので、作る意味はないんじゃないかなと思いました。
仮に比率を変えて糖度を下げた場合、常在菌が発酵するかもしれませんが、当然雑菌も繁殖する可能性が高まることから、安全面を考えるとちょっと厳しいかなと。
手間が掛かる
1日1〜2回掻き混ぜないとカビが生えることもあるので管理面で少々面倒なのと、まとめてたくさん作ったとしても、夏の暑い時は保管場所など衛生面が気になりました。
効果を実感できなかった
いくつか酵素シロップを飲んでいましたが、特に効果みたいなものを実感する事はありませんでした。
最終的に酵素シロップを作るのであれば、麹などを使って自分で塩麹や甘酒などを作って摂る方が、効率よく酵素や生成された栄養素を安心して摂れるかなと思いましたので、今後は発酵食品作りの方に集中していこうと思います。
手作り酵素シロップ一覧
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