イチゴを使った酵素シロップの作り方

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イチゴを使って酵素シロップ作りに挑戦

いよいよ暖かくなってきましたね。春は酵素シロップ作りに最適なシーズン到来ですが、2014年最初の酵素シロップは、イチゴを使いたいと思います。

 

ちなみにイチゴといえば、冬が旬だと思われている方も多いようですが、5〜6月の春先が旬の時期なんですね。

 

イチゴといえば、ビタミンCが豊富に含まれていて、赤い色素のアントシアニンには肝機能を強化したり、ブルーベリーなどと同じく視力の低下を予防してくれるようです。特に旬の時期のイチゴとなれば、成分的にもさらに期待が高まりますね。

 

基本的にはどの材料を使っても作り方は変わりませんので、詳しい作り方の手順については、「酵素シロップの作り方【手順編】」のページで紹介していますので参考にして頂ければと思います。

 

ただ今回は、上白糖を使うのではなく、グラニュー糖を使って作ってみたいと思います。

 

上白糖とグラニュー糖の違いと特性について

 

酵素シロップの関連書籍を見ると、上白糖を使う事を推進していますし、メタボーも上白糖をグラニュー糖に変えて酵素シロップを作っても特別違いなどはなさそうな感じがします。

 

しかしある日youtubeで酵素シロップの動画を見た時、今まで見た事がないような泡立ち方をしているのをみて、どんな作り方をしているのか気になり、この方のブログを見てみました。

 

すると使っている砂糖が上白糖ではなく、グラニュー糖だったのです。この泡立ちの秘密はもしかするとグラニュー糖にあるのかも!と思い、一度試しに使ってみる事にしたというわけです。

 

その動画は↓です。

 

 

あとあの手首をグイングインさせた素早い混ぜ方もポイントなのかなと思いましたので、今回はこの方と同じような混ぜ方でやってみたいと思います。

 

ということでグラニュー糖を早速アマゾンで3袋購入しました。

 

グラニュー糖が到着。

 

「北海道産甜菜100%使用・ビートグラニュー糖1kg」 

 

380円×3袋+送料500円なので、計1,640円でした。

 

今回材料として使うのは、イチゴ2パックとグラニュー糖です。

 

ちなみにイチゴに関しては、スーパーの朝市セールで1パック250円のもの。
2パックなので500円ですね。

 

イチゴと上白糖(白砂糖)

 

1.材料を切る

イチゴはヘタ(頭の葉っぱの部分)を切ったりする前に水洗いします。(先にヘタを取ったり切ってからだと、成分が漏れ出てしまうからです。)

 

イチゴを洗う

 

その後に、ヘタをとってから2等分に切ります。

 

イチゴを切る

 

ちなみにヘタはとらなくてもいいかもしれませんが、メタボーはシロップにした後、ドライフルーツにする予定なのでヘタは取り除いています。

 

2.材料を容器に入れる

100円ショップに酵素シロップ作りに使えそうなガラス容器を見つけましたの購入してました。以前使っていたのは、梅酒造りなどで使うような容器で、確かコーナンで600円くらいしたので、そう考えると100円って安いですよね。

 

イチゴとグラニュー糖の分量の割合は1:1.1。

 

イチゴとグラニュー糖の重さを測る

 

イチゴは約400gくらいでしたので、グラニュー糖は440g。今回手加減で450gになってしまいましたが…そのまま進めていきます。

 

最初にグラニュー糖を下に敷きつめてから、イチゴ→グラニュー糖→イチゴ→グラニュー糖と4層に重ね、最後にグラニュー糖を被せます。

 

イチゴとグラニュー糖を重ねて入れていく

 

容器の口は空気が入るように、開いたままにしておくか、虫や埃などが入らないか気になる方は、ガーゼを上に被せてから輪ゴムなどで絞っておきましょう。

 

ガーゼを被せている容器

 

3.毎日かき混ぜる

手についている常在菌を利用して発酵させていきますので、毎日水洗いしてしっかりと拭き取った素手で1日1〜2回かき混ぜます。

 

イチゴをかき混ぜる

 

毎日かき混ぜ、結局14日間行いましたが、あの動画のようなシュワシュワっと泡立つ事はありませんでした。(気温が下がって寒くなったので日数を伸ばしました。)

 

イチゴのシロップ作りのその後の経過

 

残念。。

 

原因としましては、イチゴの酵素シロップを作り出して3日目くらいから、気温がぐっと下がったことが関係しているのかな?と思いました。

 

まぁ仕方ないですね。シュワシュワと気泡が出ないとダメというわけではないので、次回また別の材料で挑戦したいと思います。

 

イチゴのシロップを容器に移す様子

 

イチゴのシロップを飲んでみました。

 

まず原液から。口に近づけるとイチゴの甘い匂いがぽんわりとしてきます。

 

ペロリ。ん、これまでにも味わった事のある味ですね。
そうイチゴジャムです!

 

イチゴジャムを液状にした味ですね。
だから結構飲みやすいです。(シロップなので甘いのは甘いですけど。)

 

次にシロップ20ccに水100ccを加えて飲んでみました。

 

水を加える事でサッパリとして飲みやすくなりました。
味は子供の時に20円くらいで売っていた、チューチューのジュースのような味がします。

 

こちらも飲みやすく、子供受けもよかったです。

 

あとたまたま置いてあったわらび餅に、イチゴの酵素シロップをかけて子供に食べさせてみた所、こちらも好評でしたよ。

 

イチゴシロップをかけたわらび餅

 

メタボー的にはイチゴのシロップは当たりですね。

 

そして酵素シロップを摂りだした後に残ったイチゴは、ドライフルーツメーカーを使って、ドライフルーツにしました。

 

イチゴのドライフルーツ

 

イチゴのドライフルーツを食べてみた。

 

不味いわけがないので、結構楽しみにしていました。
予想通りの味で美味しかったです。

 

お皿に置いていたらいつの間にか無くなっていました(T_T)

 

手作り酵素シロップ一覧

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【豆知識】イチゴの選び方について

クリスマスシーズンからゴールデンウィークにかけてやってくる国産イチゴの季節。ハウス物や輸入物が出回って一年を通して甘酸っぱい味わいを楽しむことができますが、なんといっても旬のイチゴにはかないません。

 

旬の終盤になると高価だったイチゴもお手頃になって、ついつい2パックと手がでてしまいます。より美味しく頂くためにも上手な選び方を覚えて、旬の味覚を思いきり堪能しましょう。

 

果皮の状態

ゴマ状のツブツブがはっきりとわかるものにします。色目は赤色が鮮やかで艶があり、均一に色づいたものにします。

 

果肉の状態

傷やへこみ、水分が滲み出ているものはやめます。張りのある形の物を選びましょう。

 

ヘタの状態

枯れていなく、ぴんと姿勢の良い状態で青々としたものが鮮度の良い証拠です。ベッタとしたものは店頭に並んでいた期間が長い可能性があります。

 

香り

パックを手にっとたときに爽やかな甘い香りが漂ってくるものが一番最良の状態です。香りがしないものは熟していない青いうちに収穫されたものが多く、果肉に赤みがあっても良く見ると果皮表面があきらかに時間の経過を感じさせます。

 

その他

ヘタのすぐ下に縦に小さな割れ目が出ている状態のイチゴをみかけることがあります。これは完熟している証拠なのだそうです。

 

直ぐに食べる場合は美味しくて問題ありませんが、購入当日に食べない可能性が強い場合は裂け目のあるものはやめておきましょう。