リンゴ&バナナ&小松菜の酵素ジュースの作り方
リンゴとバナナと小松菜を使った酵素ジュースをご紹介しています。
リンゴ
ビタミンやミネラル類がバランス良く、食物繊維も豊富。
バナナ
ビタミンB6やオリゴ糖や食物繊維、さらにフルーツの中でもっともポリフェノールが豊富。
小松菜
カルシウムや鉄分、ビタミンCやβ-カロテンが豊富。
期待できる効果
材料(1杯分)
リンゴ 1/2個(可食部 約100g)
バナナ 1個(可食部 約60g)
小松菜 2株(約80g)
作り方
リンゴと小松菜を水洗いするなどして汚れを落とします。
リンゴは、皮をむかずに、種の部分を切って、ジューサーなどの投入口のサイズに合わせて適当な大きさに切ります。
バナナは、皮を剥いて、ジューサーの投入口のサイズに合わせて適当な大きさに切ります。
小松菜は特に根の部分に汚れなどが付いていないか確認してから、ジューサーの投入口のサイズに合わせて適当な大きさに切ります。
2と3と4の材料をジューサーなどに投入すれば完成です。
甘味 |
酸味 |
苦味 |
お薦め度 |
小松菜の独特な苦味が残っているものの、リンゴとバナナの甘味が加わることで、飲みやすくなっています。
またバナナやリンゴの繊維によって、ほどよいトロトロ感が出で、満腹感も得られます。
ただ後味として甘味が少し口に残るかなと感じましたが。
5つの栄養素が摂れる酵素ジュース一覧
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【豆知識】薬とバナナの食べ合わせによる相互作用
食品同士の食べ合わせには、例えば梅干しと鰻など諸説あります。しかし、本来食べ合わせによる体に及ぼす作用は、中国から伝来した本草学と陰陽五行説からなるもので影響はないといわれています。
実際に日本大学の薬学卒後教育講座においても、食べ合わせによる体に派生する関係性は「何ら科学的根拠のない迷信が多い」と言及しているほどです。
では、食べ物と薬の食べ合わせについてはどうでしょう・・・。
実は食べ物と薬の食べ合わせについては影響を及ぼす物もあり、薬と薬の飲み合わせと同じ経緯で有害な副作用を引き起こす可能性が潜んでいます。この関係を相互作用といいますが、薬の持つ薬理効果と食品の持つ作用が同じケースではその効果の出方が著しく高くなり、結果的に過剰に吸収されてしまった成分から体に変調をきたしてしまうのです。
相互作用は、普段口にする機会の多いバナナにもみられますので注意が必要です。
バナナに関わる相互作用
バナナには5−ハイドロキシトリプトファンといわれる昇圧物質が含まれています。
バナナを食べたときに三環形抗鬱薬やモノアミン酸化酵素阻害作用薬を服用すると、類似した昇圧効果が倍増します。この相互作用は神経末梢部にまで取り込まれるように吸収されるのですが、ノルアドレナリンの放出を促進させる働きから血圧を上昇させることがわかっています。
相互作用を引き起こす薬
トリプタノール、イソニアジド、ダンリッチ、塩酸フェニルプロバノールアミン、結核治療薬、MAO(モノアミン酸化酵素)阻害薬、抗パーキンソン薬
相互作用にみられる症状
血管収縮作用を促すチラミンの代謝を妨げる
高血圧の発症
頭痛や発作
重篤になると脳出血、心肥大、心肥前、動脈解離などの合併症を引き起こす
その他にも注意したい薬
花粉の気になる季節に服用される鼻炎薬にもバナナによる相互作用の懸念があります。
塩酸フェノールプロパノールという成分の薬になりますが、上記のようなモノアミン酸化酵素に関わる形とは違い、交感神経を刺激して昇圧効果を体に引き起こすと言われています。頭痛や血圧上昇、胸が苦しくなるなどの症状が現われます。
バナナは食べてはダメ?
相互作用は持続性があり、バナナと原因薬を口にした時点から最短で3日間、最長で一週間に亘って影響が出るとされています。この為相互作用を回避するためには、薬服用後2日〜3日空けてから食べてもよいとの見解があります。
毎日の服用では適わない方法ではありますが、不定期な服用では我慢せずバナナが食べられそうです。ただ、体質によっては薬物代謝能力が高く、間隔をおいても相互作用の影響を受ける方もみえます。かかりつけの医療機関においてしっかりと診察を受け、食べられるかどうかの判断を仰ぎましょう。