オレンジ&ニンジン&プルーン&低脂肪牛乳の酵素ジュースの作り方
オレンジ
ビタミンCやビタミンB1やβ-カロテンが豊富。
ニンジン
β-カロテンや食物繊維が豊富。
ドライプルーン
鉄分やカルシウムなどのミネラル類やビタミンB群などが豊富。
低脂肪牛乳
植物性の良質なタンパク質やカルシウムなどが豊富。
期待できる効果
材料(1杯分)
オレンジ 1/2個(可食部 約120g)
ニンジン 1/3本(可食部 約35g)
ドライプルーン 2〜3個(約20〜30g)
低脂肪牛乳 50ml
※ドライプルーンの選び方
ドライプルーンは、保存料などの添加物が入っていないもの、パッケージに下記のように記載しているものを選びましょう。
作り方
ニンジンを水洗いするなどして汚れを落とします。
オレンジは、皮を剥いて適当なサイズに切ります。
ニンジンは1cmくらいの輪切りにします。
各材料をミキサーに投入してかければ完成です。
ちなみにミキサーへの入れ方のポイントとして、柔らかいものから入れていくと、カッターに引っかかって止まりにくく、スムーズに粉砕してくれます。
今回の食材で言うと、低脂肪牛乳→オレンジ→ドライプルーン→ニンジンという順番に入れていくというわけです。
甘味 |
酸味 |
苦味 |
お薦め度 |
今回はドライプルーンを入れるということで、ミキサーを使って作ってみました。
ほんのりオレンジの味はするものの、ドライプルーンとニンジンの味が前に出ている感じです。
ミキサーで作っていますので、ニンジンなどの繊維類がすべて入っていることから、かなりのトロトロ感があり、スムージーのようなイメージ。
結構満腹感が得られることから、ジュースだけでは満足できないと言う方におすすめかと思います。
もう少しジュースっぽしてく飲みやすくしたい方は、オレンジを1/4個(可食部 約60g)、ニンジンを1/4本(可食部 約25g)、プルーンを1〜2個にして、その分低脂肪牛乳を100mlに増やすと飲みやすいと思います。
ただその分低脂肪牛乳の味が出てくるかと思いますので、牛乳が苦手な方は、ミネラルウォーターを入れるようにしましょう。
5つの栄養素が摂れる酵素ジュース一覧
オレンジ&バナナ&小松菜の酵素ジュース | アボガド&キウイフルーツ&小松菜&豆乳の酵素ジュース | アボガド&リンゴ&小松菜&豆乳の酵素ジュース |
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アボガド&グレープフルーツ&小松菜&豆乳の酵素ジュース | キウイフルーツ&ニンジン&プルーン&豆乳の酵素ジュース | アボガド&オレンジ&小松菜&豆乳の酵素ジュース |
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リンゴ&バナナ&小松菜の酵素ジュース | グレープフルーツ&ニンジン&プルーン&豆乳の酵素ジュース | オレンジ&ニンジン&プルーン&低脂肪牛乳の酵素ジュース |
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【豆知識】プルーンの栄養とカロリーについて
プルーンは葡萄のように、生のものとドライ状のものが存在する果物ではありません。実は、プルーンは本来すでにドライ状になったものを意味します。
種付のプラムを乾燥させて、仕上がりが発酵しない状態のものに限定して、プルーンの呼び名が付いているのです。
プラムからプルーンへの変貌は、乾燥という工程から生の状態から持った栄養価を濃縮し、見た目からは想像もつかない素晴らしい健康効果を齎してくれます。
気になるカロリーは一粒あたり25kcalと多く思えますが、濃縮された経緯から考えてみると決して気にする値ではないことがわかります。
検証!プルーンの健康効果エトセトラ
様々な角度からプルーンのもつ健康効果を探ってみましょう。
含まれる主な栄養素
ビタミンB6、銅、カリウム、鉄、食物繊維
改善される疾病等
動脈硬化の進行抑制
体組織の抗酸化活性
悪玉コレステロールの抑制
血糖値の正常化
ヘモグロビンの合成による造血促進作用
腸内環境の改善と便秘解消
新陳代謝を活性化して血液循環を高める
若々しい体質に導き老化の進行を抑制する
心疾患の予防
注目される特性
フェノール類のネオクロロゲン酸
強い抗酸化物質でLDLコレステロールの酸化を止めます。
フリーラジカルの不活性化作用
代謝を行う働きで生じやすい、電子欠乏による細胞損傷から体を守ります。
骨を強化して健康にする作用
加齢や閉経後に起こりやすい骨の組織低下を亢進させます。骨密度を高めて骨を丈夫にし、骨粗しょう症を予防します。
満腹中枢の刺激
血液中のグルコースとインスリン濃度の上昇を抑制して、過食を予防します。
低GI値である
食品が血糖値を上昇させる数値が低範囲内で、食事の食べ始めに摂ることで効果を期待できます。
食事での相乗効果
ビタミンCを含む食品との摂取により、体内の鉄分吸収を高めて造血作用を促進させます。
影響を及ぼす作用
ソルビトールを含むので、量を多く食べるとお腹が緩くなります。1日に食べる量は4粒〜5粒が理想です。多くても10粒以内におさめましょう。
タンニンを含みますので、コーヒーを飲みながらの摂取では鉄分の吸収を阻害する働きが生じます。とくに貧血の方では注意が必要です。
プルーンの健康効果は上記のように本当に沢山あることがわかっています。しかし、病気にかかってからプルーンを摂取したり、量をやみくもに食べていても真の健康効果は得られません。
継続は力なりといいますが、プルーンの成分を追跡する科学者も常日頃からプルーンを適量食べる生活習慣を持ってこそ予防効果や健康効果が実感できると言及しています。そのためには1日1粒からのプルーンを食べるアクションでも十分に成果がみられるといいます。
プルーンは加熱をしても成分である食物繊維や鉄分、抗酸化物質に変異は起こしませんので、お料理に使うなどして工夫をすれば食感が苦手な方でも食べやすい環境が整います。お肉など胃もたれしやすい食品の消化をサポートする機能もありますので、積極的に摂取してみては如何でしょうか。