停滞期を克服するには?無理をしないことも大切
酵素ダイエットでも他のダイエット法と同じく停滞期はやってきます。
停滞期と言うのは、1ヶ月間に5%以上の体重が減ると最大限に働き始めると言われていて、脳が何か危険ではないかと察知して、体の色々な所で使われている消費エネルギーを抑え、同時に摂取エネルギーの吸収率も高まります。
そして1ヶ月ほど経過して特に体に異常が感じられないと脳が判断した時にこの停滞期は解除され、また体重が減り始めていきます。
ただこの停滞期が解除される期間については個人差があり、早い方だと1週間、長い方だと3ヶ月くらいかかることもあるようです。
この停滞期の仕組みを知っていないと、なんで体重が減らないんだろうと落ち込んで、さらに無理なダイエットや急激な運動をして体を壊したり、途中で諦めて元の生活に戻ったとしても、消費エネルギーは減少したままなので、以前よりも食べた物を脂肪として蓄積し、かえって体重が増えてしまう結果になってしまいます。
停滞期を乗り越える為の秘訣
ではこの停滞期を乗り越えるにはどうすればよいのかということになりますが、体重はこれ以上落ちわけなので、ダイエット期間中よりも少し食事量を増やして、現状維持を保てる程度の摂取カロリーに変更して、脳に危険な状態ではないことを早めに察知させるようにしましょう。
ただ食べる量を少し増やすと言っても、脂肪として蓄積されないような食物繊維やビタミン、ミネラルなどが多く含まれるような食べ物を一品増やしてあげるようなイメージでいいんじゃないかなと思います。
停滞期を迎えているということは、摂取カロリーよりも消費カロリーが上回っている、ダイエットができているという証拠なので、ここは自信を持ってがんばっていきたいですね。
停滞期にならない為の秘訣
以上のことからもわかりますが、要は1ヶ月間に落とす体重を5%以内に抑えることができれば、停滞期を迎えることなくスムーズにダイエットができるということになります。
なので目安として体重の3〜4%減を目指せばよいでしょう。
【例】60kgの方
60kg×3〜4%=1.8〜2.4kg 1ヶ月に1.8〜2.4kg以内のダイエットを目指す
おすすめなのは、無理をして短期間にダイエットをするよりも、1ヶ月に1kgダイエットすることを目標に取り組んでいく方が、停滞期やリバウンドする可能性も低くなるのでおすすめかなと思います。
1kg落とすには何カロリー必要?
1kgを落とす為には、机上論では7200kcal消費する必要があり、1日に240kcal減らせばよいという計算になります。
240kcalというのは、食べ物で例えるとご飯1杯分(約150g)、ウォーキングなら約80分行ったくらいの消費量となります。
ただし体脂肪だけが都合よく落ちるなんてことはなく、運動も並行して行わなければ筋肉が先に落ちていきますので、あくまで目安という感じですね。
酵素ダイエットに取り組むつもりなら、1食を酵素ドリンクに置き換えるだけでこのくらいの消費量になると思いますので、同時に軽い運動なども行い、短期間で高い目標をあげるよりも、まずは無理をせずに取り組んでもらえたらなと思います。
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