冷え性に悪い飲み物&良い飲み物をピックアップ!
水分補給はいつなんどきも身体機能を維持するために必要な行為です。人間の体は汗や尿などによって老廃物を日々排泄していますが、この作用に伴って1日2リットル近い水分を放出していることがわかっています。このため、最低でも1.5リットルの水分補給が大切だと言われます。
水分が不足すれば、老廃物を体外へ排出できにくくなり、サラサラの血液も粘性をおびてたちまち血行不良が生じ、冷え症に派生させるきっかけを作ります。
しかし、やみくもな飲み物の摂取は控えるべきです。それは飲み物にも温冷のみに限定しない、冷え性を招く体を冷やす飲み物と、体を温める飲み物に分けられるからです。
冷え性を進行させないためにも予防を兼ねて、普段の飲み物の摂取にも意識を向けるようにしましょう。
体を冷やす飲み物について
冷たい飲み物の喉ごしは爽快感がある一方で、胃の内部までキンと冷える感覚があります。ビールなどのアルコールも酔いから体が火照るのですが、実際には体をうんと冷やしています。
体を冷やす飲み物は刺激物であることが多く、血流を悪くする働きから結果的に体の冷えを産生しているといわれます。
飲み物には昨今では食品と同じように沢山の種類がお目見えし、初めて口にするものは体を冷やすタイプなのか?冷やさないタイプなのか?わからないことがあります。そのようなときに、知っておくと便利なのが次にあげる冷える飲み物の見極め指南です。
- 白い色の飲み物は体を冷やし、赤や黒系の飲み物は抗酸化力のあるファイトケミカルを含むので体を温める。
- 南の食材を使った飲み物は体を冷やし、北の食材を使った飲み物は体を温める。
- コーヒーは寒冷地で生育した豆は体を温めて、温暖な土地で生育した豆は体を冷やす。
体を冷やす飲み物例
コーラ・ソーダなどの炭酸飲料、清涼飲料水、果汁成分の少ない甘いジュース、ビール、白ワイン、緑茶、ヨーグルトドリンク、ウィスキー、牛乳
体を温める飲み物について
体を温める飲みものといえば、マグカップになみなみと注がれたアツアツのホットココアが頭に浮かびますが、健康視点の観点からは断然、玄米から焙煎されたブラックジンガーがお勧めです。香ばしい香りはそこかコーヒーのようでいて、飲めば満腹感もあり食べ過ぎを抑制できます。
以前水分補給にブラックジンガーを愛用していたことがありますが、お通じもよくなり顔色も鏡越しに良くなったと実感したものです。
玄米は冷えの改善効果がありますが、主食として頂くのには独特の食感と、炊飯に時間を有するので毎日の摂取が難しいと感じられる方も多いのではないでしょうか。今年の冬は是非ブラックジンガーを試してみてはいかがでしょうか。
冷えを改善して体を温める飲み物例
日本酒、芋焼酎、赤ワイン(ホット)、タンポポコーヒー、ほうじ茶、番茶、葛湯、麹で作った甘酒、人参ジュース、りんごジュース、牛蒡茶、ホットココア、黒豆茶、生姜紅茶、シナモンティー、柚子茶、紹興酒、烏龍茶、アップルシナモン
冷たいけれど体を温める飲み物
生の食材は冷たいイメージで冬場は少々遠慮しがちです。せんだって、NHKのあさイチでも紹介されたリンゴの栄養価とパワー。
寒い地方で育ったリンゴは体を温める効果がに優れ、ブレンダーでフレッシュなジュースにすれば更に体内吸収が高まります。冷たさと相反するリンゴジュースですが、体を温める秘密には老廃物を綺麗に排出する効果が隠されているのです。
体を温める=温かい物の図式は今や古いものになりつつあります。老廃物や毒素を体外へ排出すると、血液も清浄化して流れがスムーズになり、血液を温めて体の末端へと送り込む体温調整機能が正常に働くようになります。体を温める=優れたデトックス効果があるという図式が、本来は正しい考えのようです。