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チラコイドとは?どういった効果があるの?摂取する方法は?

 2016/04/26 栄養素
この記事は約 6 分で読めます。
ほうれん草

海外のセレブを中心に“チラコイドダイエット”が注目を浴びています。日本の一部の肥満外来でもチラコイドの関連商品がダイエットに取り入れられており、TV番組や雑誌で特集が組まれるなど、最近では日本でも話題になっています。

ダイエット商品は他にも数多くありますが、「チラコイド」とはどのようなダイエットに向いている成分なのでしょうか。今回は、チラコイドの概要、体内での働きや、摂取方法などを詳しくご紹介します。

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チラコイドとは?

ほうれん草

チラコイドとは青葉の葉緑体の中に存在する袋状の区画のことで、光合成の光化学反応が起こる場所です。

ほうれん草のチラコイドに食欲抑制効果がある

2014年にスウェーデンのルンド大学シャロッテ・アーランソン-アルバートソン教授により「ほうれん草から抽出したチラコイドに食欲を抑える効果がある」ことが発見されました。

スウェーデンやアメリカを中心に食欲抑制を目的としたダイエット補助食品の商品化が進み、今ではダイエットサプリメントとしてメジャーなものとなっています。

肥満外来でも使われている

ダイエット関連書籍も執筆している日本の肥満外来専門医、佐藤佳子医師のダイエットプログラムでもチラコイドダイエットを採用しています。

チラコイドを摂取することによる効果は?

サラダとパンをもつ女性

ほうれん草から採れるチラコイドには食欲抑制作用があり、食事制限時のストレスの緩和や食べ過ぎの防止に役立ちます。

以下に具体的な体内での働きをご紹介します。

体内でのチラコイドの働き

脂質の消化・吸収を遅らせる

食事に含まれる脂質をチラコイドが包み込むことで、胃の中での脂質の消化を阻害します。胃で消化されなかった脂質は腸で分解されますが、チラコイドの膜に包まれているため、脂質のみの摂取に比べ、消化・吸収に時間がかかります。

消化・吸収に時間をかけることで、レプチンやコレシストキニンといった満腹感に繋がるホルモンの分泌量が増え、通常よりも長く満腹感が続きます。

血糖値の上昇を抑える

食事をすると、食物の消化・吸収により血液中にブドウ糖が流れ込み、血糖値が上昇します。チラコイドを摂取すると食物の消化・吸収に通常よりも時間がかかるため、血糖値の上昇が穏やかになります。

ホルモンのコントロール

食欲抑制=満腹感の持続には、体内で分泌されるホルモンが大きく関わっています。チラコイドの摂取によりコントロールできる3つのホルモンを以下にご紹介します。

レプチン

食事から約30分程度経った頃、脂質が腸を通過する際に分泌されるホルモンです。交感神経活動亢進によるエネルギー消費増大などの命令を脳に伝達させ、食欲と代謝の調節を行います。

コレシストキニン(CCK)

消化管ホルモンのひとつで、タンパク質や脂肪などの消化に時間のかかる食品の消化を助ける他、満腹感を脳に伝える働きもあります。食物中のアミノ酸や脂肪酸の刺激で腸管壁から分泌されます。

インスリン

血糖値を下げるために分泌されるホルモンで、“肥満ホルモン”とも呼ばれています。

血糖値の上昇によりインスリンが分泌されると、血糖値を一定の量に保つため、血中のブドウ糖のごく一部をグリコーゲンに、残りをエネルギーに変換します。

グリコーゲンは肝臓に貯蓄され、エネルギーは脳や筋肉の活動に使われますが、ここで余ったエネルギー源は体外に排出されず、脂肪細胞に吸収されます。

この過程で糖分が脂肪にかえられることで贅肉になり、肥満に繋がります。

チラコイドを摂取する方法は?

サプリメント

チラコイドの摂取は、ほうれん草抽出エキスを含むサプリメントからのみとなります。

チラコイドは、ほうれん草などの葉緑体に含まれる成分ですが、人体は植物に含まれるチラコイドの分解や吸収が出来ないため、青葉をそのまま食べても食欲抑制効果はありません。

現在、日本では株式会社チラコイドがチラコイド関連商品を製造・販売しています。

効果的な摂り方

チラコイドによる食欲抑制効果は約6時間程度と言われています。体質や食事のタイミングに合わせて、摂取時間を調節しましょう。

例えば、朝食をとってから昼食までの空腹感が気になる場合は朝食前にとることで、昼までの空腹感を抑えることができます。

午後の間食を抑えたい場合は昼食時に、夕飯を食べ過ぎてしまう場合は間食の代わりに、夕食後から寝るまでの間に夜食をとってしまう場合には夕飯時の摂取がおすすめです。

まとめ

チラコイドには食欲抑制効果や血糖値上昇抑制効果があり、ダイエットの補助的な成分として注目されています。

食事制限を伴うダイエットに取り入れることで、暴食防止やストレスの緩和などの効果が期待ができますが、チラコイドの摂取が直接体重減少に繋がるわけではありません。

また、ダイエットに役立つとされているチラコイドは、ほうれん草から抽出されているため、“ほうれん草ダイエット”とも呼ばれていますが、ほうれん草そのものの摂取では効果が得られません。

ほうれん草のジュース・スムージーや、食事にほうれん草を取り入れることで、チラコイドの摂取と同等のダイエット効果があるという誤情報も出回っているため、注意が必要です。

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